車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

服部(はとり)神社 in 石川県加賀市山代温泉

2017年09月09日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

加賀市山代温泉、萬松園と呼ばれる山の麓に鎮座される「服部(はとり)神社」。御祭神は『天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)』。 相殿に『菊理媛神(くくりひめかみ)』

大鳥居のそばには「一言地蔵」と呼ばれるお地蔵様がおり、お願いを一言だけ聞いてくれます。石川県への車泊旅、無事に続けられますように・・・

由緒「和銅年間(708~714)、筑紫国宗像大神の工女が山代へ来て、機織や裁縫の技術を伝え、機織の神の『天羽鎚雄神』を祀るとある。天文21年(1552)、越前の朝倉義景の戦火にあって社殿が焼失。江戸末期には廃絶されていたが、明治8年(1875)、現在の場所に服部神社を再興。「白山神社(菊理媛神)」を合併し、1991年には『山代日子命』を合祀。」石川県神社庁HPより

『山代日子命(やましろひこのみこと)』は大国主命の御子で山代温泉の守り神。「山代」の語源と云われています。

軽く眩暈を覚える石段参道・・・その先に二の鳥居。

鳥居の前で一息ついたら、更に石段を経て神門へ。

手水舎にいるのは、山代温泉の開湯伝説に登場する三本足の霊鳥「八咫烏(やたがらす)」

社務所の近くには、雲に乗って天かける「天馬」の像。

境内の内・左右より神域を守護されるのは、大正4年(1915)生まれの出雲丹後系の狛犬さん一対。吽形さん・・かなりの強面(^^;)

社務所の前には「服部神社」の由緒・神徳などの諸々が刻まれた碑。

石段参道の途中に鎮座される境内社「琴平社」。社殿右には「稲荷社」

石段参道を避け境内右手にある石段を下りると「薬王院温泉寺」の境内。ちなみですが、温泉寺の初代住職を勤められた『明覚上人』は、「あいうえお五十音図」の創始者として知られた方です。

そのまま下って、改めて山門、仁王門を拝観。

何となくお優し気な顔に見える阿吽の金剛力士像。仁王さんが怖くないなんて言ったら罰当たりかな?

参拝日:2011年10月11日

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『天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)』、日本書紀では建葉槌命(たけはずちのみこと)と表記。また、倭文神(しとりのかみ、しずのかみ)とも呼ばれる。 天照大神を天の岩戸から誘い出すために、文布(あや)を織ったとされる。


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