旧海部郡海南町(かいなんちょう)は徳島県南部に位置した町です。海部郡牟岐町・日和佐町・宍喰町・海部町、那賀郡那賀町に。さらに県を跨いで高知県安芸郡馬路村に隣接。海部山地の険しい山々に降り注いだ多量の雨水により海部川が形成。海部流域は同町の広い範囲を占めており、太平洋へと開ける河口に市街地が位置しています。平井字王余魚谷(かれいだに)地区にある「轟九十九滝」は、落差58メートルと徳島県一を誇る本滝をはじめ、数多くの滝があり、日本の滝百選、四国のみずべ八十八カ所に選定されています。また『弘法大師』を本尊とする「八坂山:正覚院」は、四国八十八箇所霊場番外札所、四国別格二十霊場四番札所、阿波七福神霊場・布袋尊札所で、通称・鯖大師本坊、または鯖大師と呼ばれています。「町の木:松」「町の花:サツキ」を制定。
旧キャッチフレーズは「たくましく 和の輪で育つ海南町」
明治22年(1889)、町村制の施行により、海部郡浅川村・川東村・川上村が発足。
1955年、浅川村、川東村、川上村が合併して海部郡海南町が発足。
2006年、海部町・宍喰町と合併して海陽町となりました。
マンホールには「王餘魚谷の轟本滝」と「町の木:松」、周囲に「町の花:サツキ」と町章がデザインされています。
昭和53年(1978)7月15日制定の町章は「「カイ」を図案化し、無限に伸発展する町勢を簡明に表現しています。」合併協議会資料より
海南町浅川の伊勢田地区にある伊勢田橋には、色鮮やかな「太平洋の荒波とカツオ」のモチーフ。
撮影日:2013年3月18日&2018年6月18日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます