台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

駅からあるく♪週末台湾~(ガイドブック)2015年

2015年07月01日 | お知らせ

今年2月に、「翔泳社」から、「駅からあるく♪週末台湾」というガイドブックが出版されました。
帯にもあるように、「台中もはいってます」ってことで、30ページにわたって台中のお店や場所を紹介しています。

台北のライターさんからの紹介で、私が台湾中部、台中を担当することになって、去年の10月に、カメラマンさんと一緒に、あちこち取材に行きました。
表紙は、自宅と会社の間にある「無為草堂」です。いつもの風景が本の表紙になっているのも、不思議な気がします(^^)

台湾のガイドブックは、台北が中心になってしまい、台中のページがあっても、いまだに「寶覚寺」と「台中公園」しか出ていないものも多く、台中へ来られても、行く場所がないって思われている方多いようです。そんなことはないんですよ~。
台北ナビのライター8年、台湾で唯一の日本人の有資格ガイドとして5年、15年住んでいる台中のいろいろを紹介できるのは、私にとっても嬉しいことです。
30ページなんて、少なすぎますけど、今回は、ここに紹介されているところをめぐるだけでも、3日ほどかかります。

他にもこの「台湾台中おせっかい日記」や「台北ナビ」で、台中の事をいろいろ紹介していますので、ぜひ、そちらのほうもご覧ください。

書店に無かったら、アマゾンでも買えます。
「駅から歩く♪週末台湾」

 

 

 

 

 

 

 

ぜひ、この夏休みは、暮らすように台中を旅してください。良いところですよ♪

 


『銭潮』台中公益店  新鉄板焼料理

2015年06月19日 | 台湾のレストラン 餐廳

台湾のレストラン出店には、その時々のブームがあるようです。鉄板焼きのお店といえば、昔からある庶民的な100~180元くらいで食べられる「大埔」などのチェーン店が主流でしたが、ここ数年、少し高級なお店の出店が続いています。

近所に今年春ごろにできた「銭潮」は、その中でも、ちょっと豪華な庶民的鉄板焼きのお店。「軽井澤」鍋屋同様、内装も広々して台湾チック、食事が終わった後も、付いてくる飲み物で、ゆっくり食後の休憩ができるし、一人前400元かからないという、ビジネスでも家族でも友達の食事会でも使い勝手のいいお店です。

場所は、公益路と大墩路の角、老舗のお茶屋「無為草堂」の隣。

 

隣にある「客家本色」の姉妹店です。


外装の色も客家本色とよく似ています。


仏教がテーマのようなデザインの入口。


会計のカウンターのところも小さな銅鐸がいっぱい。


オープン記念の際に、お客さんに書いてもらった絵馬(もどき)。この絵馬も台湾では、すっかりおなじみになりました。

お店の中は、1階フロアのみで広々。


コの字型の鉄板焼き焼きカウンター、周囲にはテーブル席(4~6人席)もたくさんあるので、100人くらいは入れそうです。


メニュー兼ランチョンシート。9つある主菜メニュ(190~230元)ーを選び、セットにすると290元(他に10%のサービス料)。


まずは、飲み物と和風サラダができます。飲み物は、温かい方が「玄米茶」。冷たいのは、「粉圓入り冬瓜茶」です。

 
さっぱりした和風ドレッシング。サツマイモがアクセント。

次にスープ。3種類から選べます。

養生系のスープですが、クセのなく、体に優しい味のものばかり。


牛肉と野菜のあっさりスープ・


白身魚のスープ。


ご飯ものは、お茶碗の下に小さな穴がいっぱい空いているもので、蒸気で蒸したご飯。この日は、シラスの蒸しご飯。さっぱりした味でおいしかったです。

目の前で調理するのを眺めながら、メインの料理が出てくるのを待ちます。

お肉を焼いている横で付け合せの野菜炒めを大量に作っています。

メインの登場です。私のお気に入りは、「明太子大阪焼き」(単品190元)。

台湾で「大阪焼」と言えば、お好み焼き。なので、粉もののお好み焼きを想像していたら、なんと、ハンバーグでした(*^o^*)♪


けっこうふっくらしていて、明太マヨネーズ、オニオンスライス、カツオの削り節がいい感じ。
台湾であまりハンバーグを選ばない私も、ここは2回連続、これをオーダーしたくらいです。

他にもメインは、


鴨肉の串焼き。


チキン。これは息子のお気に入りで、彼も2回連続同じメニューを頼みました。

他にも魚、豚、海老などがあります。


甘酸っぱいタイ風ソースのお魚。


カレーソースでいただく海老。殻が剥いてあるので食べやすいです。


メインメニューは、この時は9つ。ほかにもすき焼きもあります。
数カ月に1度、メニューが変わるそうです。

コースメニューは、サラダ、飲み物、ご飯もの、スープ、メイン、野菜炒め、デザートと出てきます。けっこうな量があるので、最後のデザートはお持ち帰りする人も多いみたいです。

かいわいい鶏蛋糕。(ベビーカステラみたいなもの)
アツアツで、中はふっくら。餡は入っていないけど、全体的に優しい甘さ。


何食べていいか迷った日には、おすすめ。

「銭潮」 公益店
      住所: 台中市公益路二段112號(大墩路交差点)
      電話:04-2319-2829

     「銭潮」 朝馬店
     住所:台中市西屯區朝馬路7號(朝富路交差点)
     電話:04-2254-8852

★メニューや料金は、2015年4月のものです。

 


2015年 春節連休 台湾国内ツアー(3日間) 絶賛発売中

2015年01月17日 | お知らせ

2015年 あけまして おめでとうございます。1月も半ばを過ぎての初投稿(>_<)。
ネタはいろいろあるのですが、なかなか更新できません。今年もできる限り、役に立つ情報をお知らせしていきますね。

そこで、まずは、台湾の春節(2/18~2/23)の連休、台湾国内旅行は、電車も高鐡もホテルも、なかなか取りづらく、結局、台中市内でのんびりという方も多いのでは。今年の春節は、2月の後半です。お天気もずいぶん暖かくなっていますし、桜のシーズンでもあります。

そこで、東鴻セレクト 春節国内ツアー3日間をホームページにアップしましたので、国内旅行を検討中の方はぜひ、ご検討ください。すでに多くのツアーが定員になって来ています。まだ1カ月、と思わず、気になったツアーがありましたら、ぜひお問い合わせください。

せっかくの連休。台湾の国内を台湾らしく楽しむのもいい思い出になります。

2015年 春節連休 国内ツアー 

  問い合わせメール(東鴻旅行社 藤井まで)


紅點文旅 Red Dot(台中市 アートデザインホテル)

2014年11月30日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

2014年の夏、市内でも下町にあたる中華路と民族路の交差点付近に、以前からあったビジネスホテルが、大胆にアートデザインホテルとしてリニューアルオープン。宮原眼科など、駅前に行った後に、民族路(★一方通行の道です)を通ることが多いのですが、全然気づかなかったのです。

シックな構えの入口、この付近には無い雰囲気の建物です。


最初は、ナイトパブなのかと思っていました。
で、上を見上げたら、ホテルらしい窓の並び。



前にはたくさんの自転車。この自転車も、レトロ感があって、ホテルの風景の溶け込んでいます。
宿泊者は、自由にレンタルできます。台中市内は、日中に雨の振る確率が低いので、自転車は小回りの利く街散策には欠かせないアイテム。


台中市が推進している「台中市芸術亮點」にも認定されたホテルだったのです。

ということで、内部はどんなホテルなのか入ってみました。
まずは、これまで見たこともない雰囲気のロビーとフロント。
遊び心いっぱいなのが、一目でわかります。

ホテルの1階部分の外壁、床や内壁のタイル・レンガは、全部、台南の白河にある窯で焼きあげてもらったものを、組み合わせて敷いたそうです。よく見ると、いい味だしてます。


ホテルのホームページでも、一番最初に出てくるのは、この竹制球でできたソファー。
ソファーなので、坐れますが、なんだか竹のしなり具合がふわふわしているものの、もろそうで、腰を浮かし気味に坐ってみました。ところが、案外丈夫のようです。奥のフロント、日本語ができるスタッフは、常駐ではないけれど、いるそうです。

ロビーには、他にもアートチェアがいくつかあります。


坐り心地がいいような、でもないような、、、。清水寺の舞台を想像した私。


散髪?それとも治療?


旅行用?テーブルにもなるし、椅子にもなるし、旅先では便利かも。


エレベーターの中も、遊び心いっぱい。床の電飾がルームランナーのように変色しながら動きます。じっと見ていると、酔ってしまいます。でも、このロビー最大の特徴は、27mのチューブスライダーがあることでしょう。プールにスライダーがあるホテルはいっぱいあるけど、ロビーにはないですよね。


階段で2階へあがると、スライダーの入口。ほかのお客様の迷惑にならないよう、時間制限があります。


11:00~12:00  15:00~18:00 と、ホテルにいない間の時間のような気がしますが、国内旅行のお客さんたちがちょうど、チェックインやチェックアウトの時間に重なるそうで、子供も大人も、何度も楽しんでいるそうです。時間は制限がありますが、体重には制限なし。ただ、チューブの中で詰まる恐れのある体格だと自覚したら、利用しない方がいいですね、とホテルのスタッフから説明がありました。

このホテルは、台湾にある「藝術銀行」という団体に加盟していて、ホテル所蔵の芸術作品を登録。登録者同士で、芸術作品の貸し借りを行える制度で、不定期ですが、作品を交換したり、ギャラリーでは、作品展も開催したりしています。


1階のエレベーターの奥にあるアートギャラリー。作品は不定期で交換。


ロビーにあった計り。リアルに重さを量れます。スーツケースの重さをはかるのにも便利。


地下1階にあるビジネスセンター。ここでは備え付けのパソコンを利用できます。
ホテルは、館内WiFi無料で利用できます。
ここもギャラリーを兼ねているので、作品を見るだけでも楽しいです。


ここの奥には小さいながらもジムがあります。宿泊者は、無料で利用できます。
ビジネスセンターにあるおしゃれな冷蔵庫の中には、冷えたミネラルウォーターがあり、無料です。


スタイリッシュな冷蔵庫なので、作品かと思ったら、本物でした。
前にあるのは、台湾の稲作をモチーフにした椅子。坐る部分には、玄米がびっしり。
下の部分は、藁を束ねてできています。

ここまでアートにこだわったホテルの朝食、これがまた朝から楽しくなってくる空間。


サラダ、デザート、飲み物がビュッフェスタイル。メインの料理は、不定期で変わる6つのセットから選びます。
イラストの可愛いメニューの中から選ぶので、細かい内容や味は気にしないで、朝の直感で選んでみましょう。
この日、選んだのは、スィーツ系のセット。


パンケーキではなく、トーストやデニッシュで作った熊さん。
この時、台中市内では、「街いっぱい テディベア」のイベント中でしたので、こんなのを作ったそうです。
この日、ここで朝食中の子供達は、ほとんどがこのメニューを選んでいました。他にも、がっつり系やベジタリアン系、卵たくさん系など、どれも食べてみたくなるメニューばかり。ランチ営業などないので、宿泊しないと食べられないのです(>_<)


この日は、ガイドブックの取材も兼ねていました。スタッフは、とってもきさくで、取材中も、楽しい気分でサクサク進みました。

さて、宿泊のほうですが、お部屋もなかなか快適で、ユニークで、心遣いが分かるホテルです。

キングサイズベッド2つの4人部屋(LL Size/9坪 7,800元定価 東鴻価格5,000元~)。家族連れには最適です。台湾客家の花布をモチーフにしたベッド回り。その他のインテリアもシンプルですが、温かみを感じるスタイリッシュ仕様です。

1キングサイズベッドの部屋。(L+Size/9坪 6,200元定価 東鴻価格3,700元~)。


バスルール。全室、ウオッシュレット完備。いまや日本人がホテルを選ぶ基準の大事な要素の1つですね。
バスタブがあるのは、このタイプ(L+Size)の部屋だけ。ほかはシャワーブースのみ。

注目は、アメニティ。




旅をイメージして。透明のスーツケースデザインの箱に入っています。
1つのスーツケース内に2人分。シングル利用だと、2人分入っているので、お土産にもなりそうですね。

TXGは、台中のシティコード。現在の台中の清泉崗空港は、RMQです。


分かり易いデザインのスイッチ。


エコも考えています。タオルやシーツの交換が不要な場合には。このアヒルのカードを置いてください。


各部屋には、ネスレのコーヒーマシーンがあり、人数分のコーヒーカプセルも無料。
ちょっとリッチな気分になります。壁にあるイラストは、このマシーンの使用方法。スタッフの手書きだそうです。


ミネラルウォーターは、ベッドサイドテーブルに置いてあるのも、ちょっとした心遣い。

私自身が一番いいなと思ったポイントは、これ。

バスタブの無い部屋が多いこともあり、ベビーや小さなお子様連れの部屋には、ベビーバスとイスを無料で貸出してくれます。
これまでいろいろホテルをみてきましたが、このサービスのあるホテルは初めてでした。

遊び心と細やかな気遣いに溢れたホテル。
台中市の駅前商圏の復興とともに、台中街歩きにオススメのホテルです。

現在、東鴻旅行社とホテルの特別キャンペーンで、お得な宿泊プランをご用意しています。
お問い合わせは  東鴻旅行社 へ。
宿泊人数と部屋タイプ(シングル、ツイン、ダブル、フォース)と宿泊予定日を教えてください。お得なプランをご紹介します。

「紅點文旅 Red Dot」
      住所:台中市中區民族路206號
      電話:04-2229-9333
      URL:http://www.reddot-hotel.com


 

 

 

 

 

 

 

 


宮原眼科(台中) 2014年クリスマスバージョン

2014年11月27日 | 台湾のスィーツ

宮原眼科は、11月中旬から、12月のクリスマスまでは、全店舗のスタッフの制服がクリスマスバージョンになります。


宮原眼科では、男性スタッフと女性スタッフは、こんなまんじのメルヘンバージョンです。


お店の天井には、トナカイも飛んで(?)います。


クリスマスのプレゼントにも使える素敵なパッケージの商品もありました。

 
クッキーの詰め合わせ。

恒例の新年快楽のパッケージも、今年は屋根がついた感じに変更です。

お店全体が、いつもとは違って、一段と華やかになっていますので、お時間有れば、ぜひ、お出かけください。

「宮原眼科冰淇淋」
     住所:台中市中區中山路20號(緑川東街交差点)
     電話:04-2227-1927
     営業時間:10:00~22:00
     URL: http://dawncake.com.tw/

 


小琉球(1)

2014年11月15日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

2015年のお正月、今年の台湾のカレンダーは、四連休。

1/2~4の3日間、台中発着の国内旅行ツアーをご紹介します。
個人で行くのが大変な小琉球。ツアーに参加すれば、楽&お得です。

詳しくは、「2015年お正月国内ツアー 美麗山村+小琉球尋寶記 三日」をクリック。
7300~9900元、早めのご予約を!!

なお、本ブログの小琉球シリーズは⑩までありますので、ぜひ、最後まで見てください。

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台湾にも琉球があります。でも、小さな琉球。だから「小琉球」。
地図で探すと、台湾の南西部の海に、ポツンと出てきます。

島へ行くには大変そう、というイメージがあったので、10年前から何度もチャンスがあったの、行ったことがありませんでした。
息子も11歳になり、大体のところへは連れて行っても大丈夫になってきたので、今回は、朝9時の船に乗って、島へ半日の小旅行へ行ってきました。

どこから行くかといいますと、
屏東県東港鎮の華僑市場の横にある埠頭から出発します。


ここは民営の船会社のターミナル。


左側にあるのが、公営の船会社のターミナル。

時刻表と料金はこちらから↓(小琉球観光案内のHP)
http://www.liuchiu.gov.tw/liuqiu/web_tw.php?prog=traffic&view=sail

料金的には、公営の方が片道、往復ともに30元安くなります。
到着する港も違います。

民営の場合、虹のアーチがひときわ目立つ「白沙漁港」、公営は、「大福漁港」に到着。
白沙漁港のほうが、観光地としてにぎわっていて、観光拠点としては有利な立地条件。
ただし、小さな島なので、観光=島一周。どこからスタートしても同じです。

出発する時に、どちらか早く乗れる船を選べばいいかと思います。

今回は、港に到着して両方の出航時間を比べたら、民営の方が時間が早かったので、そちらに乗っていくことに。

日曜日だったので、朝からけっこう観光客が船を待っています。
並んでいるようで、どこからともなく人が割り込んで来たり、目の前に来た船に乗れるのかどうか不安にもなってきます。

先に到着した高速艇。まずは、団体が乗り込むようです。
しばらくして、2台目の高速艇も入港。
時刻表はあって無いようなもので、その時間に1本しかないとい思っていたのに、お客さんが多いからということで、臨時にもう1本出てるとのこと。乗れるから心配しなくていいといわれたのですが、台湾のこういった順応性の高い運行に慣れていても、待合室から溢れるお客さんを見ると、自分たちが乗れるのかどうか、心配にもなってきます。(^_^;)


往復チケット。

もともとは8時半出発といわれていたのですが、乗ったときは、8時50分。バイクや自転車で乗り込む人も結構います。


東港附近に住む友人は、自転車で自宅から出発し、そのまま自転車で島に渡って、島内移動は、自転車を利用するそうです。自転車好きにはいいですが、実際に行ってみて感じたのは、けっこいアップダウンも多いので、島を一周するなら、レンタルバイクのほうがいいようです。
★2013年の春以降、台湾の運転免許が無いとバイクや車をレンタルできなくなったようです。
その場合は、運転手つきの車を予約するほうがいいでしょう。島内には、乗合観光バスがありません。


地図で見る分には、平坦な島のようですが、実際には、標高差50メートルくらいある道を走ることもあります。

30分ほどで小琉球が見えてきます。高速艇の船内は、エアコンもあるので、けっこう快適。


島の一番賑やかなエリア。一番右側には、島のシンボルでもある「花瓶岩」が見えます。


ド派手なピンクの外壁の民宿もあります。




白沙漁港は観光漁港でもあり、ターミナルも虹をデザインした斬新な外観です。内部は台湾らしい雰囲気の運営ですが。(あまり気にしないで、利用しましょう)


この前の通りには、お土産屋からレンタルバイク屋がずらりと並んでいます。

バイクをレンタルします。免許証が必要です。
交渉して350元/1日でした。ガソリンはなくなったら入れておけばいいとのこと。結局この日、ガソリンスタンドに寄ることなくバイクを返却しました。今だに台湾の離島のレンタルバイクのルール、不思議なことが多々ありますが、あまり深く考えず、ガソリンが無ければスタンドを探して給油しましょう。満タンにしたって100元もかかりません。

ということで、一家3人、1台の100CCのバイクに乗って出発。ちゃんとヘルメットも借りました。最近、外国人の事故が多いと言われていますが、台湾人もけっこう事故を起こします。大体がスピードの出し過ぎが原因。そんなときヘルメットを着用しているかしていないかで、怪我の状況も大きく変わると思うので、借りられるなら借りた方がいいです。お店によっては、ヘルメットがもうないと言われる場合もありますが、そんな時は、スピードに十分気を付けて運転しましょう(^_^;)

 

小琉球②に続く





 


台中国家歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス)

2014年11月09日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

台中に住み始めてから14年。台中の三越の南側にあった草地が、とうとう国家歌劇院として完成間近に。この間の変化を思うと、感慨深いものがある。

ようやく工事が始まったなと思いながら見ていてからは、あっというまに完成したような気もする。毎日のように見ていると、急激な変化が感じられないからなのかもしれないが、建設当初、どんな形になるのだろうと思いつつ、建設途中には、こんな形でどんな中身になるのだろうかと、勝手に心配したりしていた。

2014年11月23日にこけら落としのコンサートがあるようだ。このオペラハウスの公式ホームページは、建設の過程しか紹介されていなくて、イベントなどを調べたい場合は、「台中市政府文化局」を参考に見てください。


場所は、恵来路と市政北五路周辺。BRTの「三越・大遠百」站から徒歩400m。

マスコットのバク。

11月23日の開幕までは、一般公開が毎日夕方4時から開催。当日の4時前に現地で集合すれば、1階部分の内部を含めた紹介ツアーに参加できます。

実際には、未完成なので、外観と1階部分の紹介のみですが、工事課程のパネルやジオラマ模型などがあるので、中国語(担当者によっては、半分以上が台湾語の解説が分からなくても、大体のことが理解できます。

ツアーは外観の説明から。

オペラハウスのデザインを担当したのは日本人建築デザイナーの伊東豊雄氏。
テーマは、人間の体の曲線を表現。壁一面にある丸い穴のようなものは、細胞内のミトコンドリアなどを象徴しているそうで、その他にも、正面向かって右側の引っ込んだ部分のあるところは耳のイメージなんだとか。


右側の内部に引っ込んだ部分、見えますか?

前広場には、境目のない噴水。夏には、水遊び場になるそうな感じですが、夜になるとライトアップされてきれいですよ。

昼の風景が夜になるとこんな感じ。↓

昼場面↑と夜場面↓

建物の北側には、光の蘆という作品もあり、夕方5時以降には、蘆の先のLED燈が何色かに変化します。

蘆は全部で404本。風に揺らめくのですが、その中で写真撮影も人気です。

オペラハウスには、3つの劇場があります。

小劇場は、南側の外部分。


大劇場や中劇場でコンサートがある時には、この先のスクリーン(現在工事中)に映し出されて、だれでも無料で楽しむことができるのだとか。

1階内部には、白を基調とした曲線のケーブ(洞窟)を思わせる場所もあり、そこに取り付けられた消防用のスプリンクーラーは、なんと壁にアーチ形に配備され、火災時には、水のドアのようになって、延焼を防ぐ設計。火や煙はシャットアウトだけど、人は水の壁を通り抜けられるという発想。

上や横の壁部分を見ると、至る所にスプリンクーラーの穴があるんですよ。

赤は大劇場へ行くエレベータ。奥の青は中劇場用。
劇場内は工事中の為、まだ非公開ですが、席数が、2014席なのは、お分かりでしょうが、2014年の開幕だから。
空調は壁や天井にあるのではなく、各シートに取り付けられているそうで、完成したら、ぜひ、そのあたりも見てみたいですね。

 

南側には、「古典玫瑰園」カフェが入る予定で、この日も、メニュー撮影していました。優雅なティータイムができそうですね。

 

 

 

 

 

 

 


カラー地瓜球(台中 東海夜市)

2014年09月21日 | 台湾の食べ物 小吃&飲料&フルーツ

台中市の台湾大道(中港路)にBRTが開通し、1年間は無料で利用できるので、夜はめったに行かない東海大学方面へ行ってみました。東海夜市は、日中しか行ったことが無く昼間は初めて。金曜日の夜、圧倒的に学生や若い家族連れでにぎわっていました。

一番賑やかな三叉路のあたりに行って何に人気があるのか観察していましたら、常に人が前に建っている屋台が「57號 地瓜球 8種口味」でした。

 


個人的に台湾でお気に入りの小吃の1つ「地瓜球」。「地瓜」はサツマイモのこと。これは日本には無い台湾独特の小吃。日本から来たお客様に食べてもらうと、みな初めての食感、味に感動します。ある人は、「高速のSAに売っていたら、絶対買って食べる」という方もいらっしゃいました。


二重中華鍋で時間をかけて揚げていきます。この鍋、欲しいなあと思ったこともあるくらい。この日の夜の気温は31度。蒸し暑い夜なので、体感温度は、もっと高く感じる熱帯夜。こんな夜に、180度いじょうある油鍋の前で、ひたすら地瓜球を作るお店の人は、手も足も真っ赤。原価は安いけど、手間のかかる小吃なんですね。

「地瓜球 専用中華鍋」 (台湾台中 おせっかい日記)

「地瓜球 できあがり」 (台湾台中 おせっかい日記)





8種類の味は、「元味」「タロイモ」「梅」「「いちご」「チョコ」「紫芋」「抹茶」で1個足りないんですが、紙で覆われているマスが一つあったのでが、どうもミックスのようです。3色ミックス。

サイズも小20元、中30元、大50元とリーズナブル。一人暮らしの大学生でも気楽に帰る小吃です。

小サイズを買ってみました。中には9個、元味が3つあり、他にいちご、梅、チョコ、タロイモなどが入っていました。
色だけかと思っていたら、案外味もちゃん名前の通りでした。


このお店の物は細長い形が特徴的(一般的には球形)。一口では大きすぎるので、二口でいただきました。
外はさっくり、中は半分空洞、半分がもっちもちの食感。お芋の甘さの他に、各色毎の味もします。

他にももう1軒、人気のお店がありましたが、この日はあきらめました。というのも、この地瓜球は、出来立てをいただくのが一番おいしく、時間がたつと、硬くなったり、油っぽくなるので、買ったらすぐ食べましょう。


次回挑戦予定のお店。ここは元味の地瓜球にいろんな調味粉をかけるタイプです。

 



 


元也 cafe&meal (台中市)

2014年09月12日 | 台湾のレストラン 餐廳

ここ数年、朝馬エリアにもレストランやカフェが増えてきました。この「元也 CAFE&MEAL」もその1軒。
朝富路と市政北二路の交差点、「客家本色」の隣にあり、普通は通らない道なので、目立ちません。それdめお朝から晩まで、そこそこお客さんが入っているのは、魅力があるからなのでしょう。


有機新鮮野菜とコーヒーにこだわったコンセプト。
店内も広々としたテーブルの配置で、シンプル。



朝八時から夜九時半までの営業で、朝食、ランチ、アフタヌーンティ、ディナーに分けています。

中でも目を引くのがエントランス部分と客席部分のしきりになっている棚に並ぶ氷出しコーヒーの器械。




ただのインテリアと思っていたら、営業が終了した後、これを使って、朝までかけて氷でコーヒーを煎れるそうです。
冬と夏では温度が違うので、氷の融ける時間も違うから、何時に始めるかは決まっていませんが、お客さんがいない時間帯に作り、朝、出来上がったコーヒーを冷蔵庫に入れておきます。ということで、1日の出せる量も決まっているので、夕方ごろに売り切れてしまうこともあるとか。

氷だしコーヒーは、こんな感じで提供されます。

このボール型の氷もこの氷だしコーヒーを固めたもの。
けっこう濃厚なコーヒーなので、ウイスキーのロックでもいただくような感じでいただきます。
途中で、味替えに、コーヒーシロップを入れ、次に、ミルクを入れて、と、三段階の味を楽しみました。
180元/1セット。

食事は、朝食系、パスタ系、リゾット系、お肉魚のメインディッシュ系、デザート系に分かれています。
セットにすると、スープ、サラダ、パンと、飲料(アメリカンコーヒー、紅茶など)がついてきます。




有機野菜のサラダ。ドレッシングは、ヨーグルト系。


かぼちゃのリゾット。


鴨の胸肉燻製のリゾット。


バターソテーしたサーモンのバジルパスタ。


トマト風味海鮮リゾット。


チキンソテー。


盆栽珈琲。上にのっているのは、砕いたオレオクッキー。そこにミントの葉。一緒にいった友人は、このオレオの中に、ミミズのグミキャンディ煎れると、もっとリアルになるのに、、と言っていました。まあ、それはそれでインパクトあって、面白いかも。でも虫嫌いの人は、見た瞬間、飲む気が失せるかな、、、。140元/1杯。



となりは公園なので、開放的な大きな窓からの眺めもすっきりしていて、のんびりと食事をしたり、お茶しながらおしゃべりをするには良いかもしれませんね。行く前に予約を入れた方が無難です。

『元也 cafe&meal』
     住所: 台中市西屯區市政北二路305號
     電話: 04-2259-8957
     営業時間:08:00~21:30(ラストオーダー 20:30) 定休日無
     URL:http://www.yuanyecafe.com.tw/


120年の歴史 『犁記餅店 社口本舗』 

2014年09月10日 | 台湾のスィーツ

光緒二十年(1894年)創業の中華菓子店(餅店)『社口犁記』は、台中市の神岡區社口にあります。
台北や台中にも『犁記餅店』がありますが、支店でものれん分けしたわけでもありません。
台北、台中とも、意図してか、偶然か、包装箱の色がオレンジで、中央に「犁記』と大きく書いてあります。
以前、台中のお店で買ったとき、「神岡の支店?」と聞いたら、店員さんは曖昧な返事をしたので、ひっかかるものがありました。
このお店、支店は一切なく、「犁記」の商標を使った台湾の最初の餅店(本舗)だそうです。
(2014年の9月の最初に、下水ラードの問題が世間を騒がせ、台北の犁記の一部商品にも、そのラードを原料としたものが使われていて、同じ商標の台中のお店も返品被害が出ていました)

今年の中秋節の1週間前、神岡に近い豊原に住む知り合いが、出来たてを届けてくれました。
暑い中、30分並んで買ってきて、台中へ着いたとき、すぐに「できたてなんで、、蓋を開けて蒸気を抜くね」と言って、食事しているテーブルの上で、まだ温かい月餅を並べました。(★6日間しかもたないので、中秋節の前の日あたりから買う時は、1,2時間くらい待つんだそうです)


包装はいたってシンプル。できたてなので、1個1個の包装をしないのだろうと思っていたら、後日、宅配で主人の実家に送られてきたものも、同じで、外函も密閉されておらず、ご先祖様の神卓の前に置いてあったものの蓋を開けたら、小さなアリちゃんが數匹うろうろしていました(^_^;)
中秋月餅は、今年の春値上がりして 60元/1個。

こういう部分も、120年の伝統を受け継ぐということなのか、と思ったり。

昼食後、デザートとして食べたのですが、できたての犁記の中秋月餅(緑豆餡と滷肉入り)は、緑豆餡のほっこりした優しい甘味と、ほどよい硬さと控えめな滷味のお肉の小さな塊、紙より薄い何層にもなった外皮のサクッとした食感に、5分もかからず1個完食。ここ数年、月餅眺めることはあっても、ほとんど食べない自分にとって、ものすごい衝撃でした。

「おいしいって、こういうことなんだ」と。120年前も同じ味だったとしたら、当然、当時の台湾№1でしょう。

初めて食べた数日後、中秋節の日に、ご先祖様にお供えしたものをいただきました。
味は同じくおいしかったのですが、出来たての時の食感とは違ったので、少し残念。
やっぱりおいしいものを食べたかったら、神岡の本店へ行って、30分くらいは並ぶ覚悟じゃないとだめですね。

 『犁記餅店 社口本舗』
      住所:台中市神岡區社口村中山路520號
      電話:04-2562-7135

(おまけ)

今年の中秋節の日(9/9)に、息子の通う塾のお隣の花屋の前でお店の人達の焼肉パーティのテーブルセットを見て、飾り付けが素敵だったので、写真を撮らせてもらいました。日本のススキとは少し違うのですが、台湾では、「芒草(マンツァオ)」という植物があり、なんとも風流でした。


花蓮 街歩き

2014年09月06日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

花蓮の市内は、夕方ごろからにぎやかになってきます。
一般的に駅前がにぎやかなイメージもありますが、花蓮や台東の駅は、1982年に北廻線全線開通の為、現在の場所に移転。
昔の駅の跡地は、現在は、歩行者天国(旧鉄道行人徒歩區)となっていて、観光客向けの商店や小吃・デザートの店が並んでいます。






昔は、このあたりに駅があって、ここを中心に花蓮の商店街や官公庁が作られました。ということで、現在でも、このあたりが市内の中心地になっているわけですね。

特に中華路と中正路のあたりをブラブラ歩くと、地元の人や観光客が並んでいるお店を見かけます。地元の人が並ぶなら、間違いなく「当たり」の物を売っているのでしょう。


海埔蚵仔煎の店の前。 住所:花蓮縣花蓮市自由街86號
このお店、台湾では多くのブロガーが取り上げています。
私はカキがダメなので食べれませんけど、カキ好きな人、ぜひお試しを。


すごーく忙しそうでした。

その隣のお店『揚子萱』にも行列。豆花などのスィーツのお店。よく売れているのは、「檸檬愛玉」。
ここも1979年創業で、30年以上続く老舗ですね。


蒸し暑い夜でしたので、これに決定。ほとんどの人が、となりで蚵仔煎食べて、ここで檸檬愛玉を買って飲むんだとか。



さっぱり、ちょうどいい甘さ。1杯30元。

このお店の名前、普通に台湾のおんなのこの姓名だったりしますので、検索すると、この名前の女性のFBがいろいろ出てきます。


でも、この女性の名前ではありません。

このお店の斜め向かいには、原住民風の布地を売っているお店がありました。手芸好きなら、こういうお店の布でいろいろ作っちゃうんでしょうね。



花蓮に行ったら、日中は、海山の大自然観光や、歴史的建築物の観光。夜になったら、街歩きで、美食探しがいいですね。



 


花蓮 七星潭とマンボウ漁港

2014年08月25日 | 台湾のおでかけ&観光地 ホテル

花蓮でビーチというと、七星潭。名前だけ見ると、湖のようですが、ビーチです。


【イカや小さな魚が干されていました】

夕方近くなると、涼を求めて多くの市民や観光客で賑わう海岸。でも、北の端っこに定置網の漁場があるのです。

それも台湾で一番大きな定置網漁場。
1日決まった時間(朝6時、10時、午後3時)に網を引くので、その時間をめがけて行くと新鮮な魚を買うことができるそうで、訪れたときは午後の網引きの時間の後。
大勢の市民が、バイクで乗り付けて、カツオやマンボウを買っていました。
買う魚を決めると、その場で裁いてくれます。




【真中に見えるのは、マンボウの頭】


【カツオ三兄弟?裁かれるのを待っています】




すごい手さばきなので、見とれてしまいます。ただ、ハエが多くて、、、(>_<)

観光客がここで買ってどうのこのうは無理ですが、見るだけでも楽しいです。

夕涼みがてら七星潭へ出かけられたら、北の端の魚屋さんものぞいてみてください。
カツオが新鮮で、おいしそうだったので、お皿と箸と醤油とショウガ、ニンニク持参でいってもいいかも。

 

 


辛いもの好き貴州人

2014年08月10日 | 台湾の生活

台湾が中国観光客を受け入れて6年、台湾では、どこへ行っても中国大陸からも団体を見かけます。
日本もここ数年、中国人観光客ツアーをどこでも見かけるようになったと思います。

この前、花蓮の市内で発見した看板。
意味わかりますか?

「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,貴州人怕不辣」
不怕辣=辣不怕<怕不辣
という図式。四川省と湖南省の人は、「辛くても平気、貴州省の人は、辛くないのが怖い」と言う意味。

特に貴州省の人は、辛い+酸っぱいで、舌が痺れて感覚が無くなり、全身から汗が噴き出すような味がお好み。
台湾は、食は中国と似ている部分も多いですが、それでも、辛いもの好きのお客様には、また特別な辛さで味付て提供しているんです。

刻んだ唐辛子をニンニクなどといっしょに発酵させた調味料は、「辣椒醤」。日本ではあまり見かけせんが、台湾では、食堂のテーブルには必ずあります。
小さな煮干しを入れたり、黒豆も入っていたりします。

日本でも、もし中国の特にこの四川、湖南、貴州からのお客様をお迎えする時には生の唐辛子とニンニクを刻んだものを小皿に用意しておくだけでも喜ばれます。せっかくの日本料理が、、、と思うこともあるでしょうが、人の食習慣は、そうそう変わるものではないで、こんなことも「おもてなし」の一つになるのではないかなあと思います。



花蓮名物 液香扁食店 (ワンタン)

2014年08月05日 | 台湾のレストラン 餐廳

花蓮で何がおいしい?何を食べたらいい?と地元の人い聴くと、ほぼ9割の人が「液香のワンタン」と言います。
ワンタンといっても、ワンタンメンの上にのっている薄い皮に、上品に少しだけお肉が入っていて、つるっと口に入るタイプではなく、一見、水餃子と思える一品。

台湾では、「餛飩(フントゥン)」がワンタンのことですが、花蓮では、「扁食」というそうです。花蓮を旅行で訪れた台湾国内の人でさえ、「扁食」と聞いて、出てきたのを見て、「なんだ餛飩か」と言いますから。

このお店のメニューはこれ1つ。1杯60元。茹でていないのを持ち帰りもできるようです。


お店に入ると、ど~んとケースの中に扁食が。


次々と茹でていきます。

紙の器、使い捨てのプラレンゲ。味は、非常にあっさりした塩味系で、中華セロリと揚げ玉葱のコクがポイントでしょうか。


既に台湾味に慣れて、薄味でもOKな私でさえ、このまま食べるには、物足りなくて、酢と豆板醤、醤油などでタレを作って、それにつけながらいただきました。


中の餡は、ほとんど脂身は無い豚肉。噛み応えがあり、ヘルシーな感じですが、どうしてもパサパサっとした食感です。

しかし、皮の厚さは絶妙。一杯に10粒入っていましたけど、おいしくいただきました。

花蓮の人は故郷に戻ってくると、これを食べるというほどですから、きっと私も次に花蓮に来たら食べに行くと思います。

余談ですが、「液香扁食店」の他に、もう一軒、同じものを出すお店「戴記扁食店」があるそうです。
もともと、このお店の扁食は、男の子にしか伝えない味なんだそうで、分家する場合はその家で男子が出すわけですが、初代の孫にあたる女性が出したのが「戴記扁食店」。味は、ほぼ同じようです。

三代、70年続けば、台湾ではもう立派な老舗です。
一人で1杯食べるとけっこうおなか一杯になって、他の者が食べれない畏れもあるので、2人で1杯くらいがおすすめ。店内には、とりわけ用の小さなお椀もあります。なんせ、メニューがこれ1つですから、もっと食べたかったら、もう1杯お替りするだけでいいのです。


「液香扁食店」
      住所:花蓮市信義街42號
      電話:03-8326761
      営業時間:09:00~13:30  16:00~21:00(売り切れたら終了) 休みは多分無休、、、除夕くらいは早めに店じまいでしょうか、、。

 


一風堂 台中店 8/1 オープン

2014年07月27日 | お知らせ

先日7/24に、お仕事で、一風堂台中店のメディア招待会へ行ってきました。
行列しないで一風堂のラーメンが食べられるのは、この仕事ならではの喜び、、(でも、挨拶やらなんやらで入店1時間後にようやく食事(>_<)

三越の9階。


前は何のお店かなと思いだしても思い出せず、、、なるほど以前は催事場の空きスペース。


今はお試し営業中。
この期間は替玉(40元)無料です。




サイドメニューも充実。ラーメンだけ食べるというよりは、ラーメン居酒屋のような感じです。
個人的にも非常に嬉しいメニューラインナップ。


お勘定場。


元が催事場だったので、あまり広くはない店内。でも、上手にレイアウトされていて、狭苦しさもなく、ゆったり感さえ。


椅子席の下には、荷物置き用のカゴ有。帰るときにはお忘れないように。


台湾店おなじみの赤白蓮華&どんぶり。


廊下側の壁は、赤白のブラインド風。
壁の圧迫感が和らぎます。


元気な店員さんたち。
今日がお客さんへの初接待なので、打ち合わせ時から多少緊張気味ですが、カメラを向けたら、ちゃんとポーズも作ってくれました。


台中店は、お冷じゃなくて、ルイボスティ(國寶茶)。健康に良いと思うと、アルコールがはいっていなくても結構飲めるものです(笑)


日本以外の国々で38店舗展開。台中店が正式にオープンすると39店舗。


台中店は、台湾7番目の店舗ということで、「7」。
ラッキーセブンでしょうか。


一風堂台湾の技術総監の吉田氏の説明。
世界の店舗のことや味についてなど、通訳を入れながら、10分ほど。

『一杯のラーメンを、一人のお客さまに』の概念は、抽象的な言葉なので、日本人なら、なんとな~くわかりそうな文言でも、中国語に訳して理解してもらうのは難しそうです。「一期一会」みたいなものかしらねえ、と同行した台湾人同僚がいうので、「たぶん、そんな感じ」と答えてみました。ラーメンたべるまえに、突然お茶席にきた気分になってしまったような。ということで、心していただきます。


おしぼりのパッケージが真っ赤なんで、周囲の台湾人記者の人達、何?何?って。


最初に出てきたのは、台中店のオリジナル先行発売メニュー。


下にたれが入っているので、混ぜてから頂きます。


日本人の渡しには、ちょっと味が薄かったので、ゴマをすりながら入れてみました。なかなかコクがでていけます。


調味料の説明も丁寧です。

他のメニューも食べたいけれど、今日は記者招待発表会なので、

のコースです。8/31までの限定メニュー。

タンメン野菜の次には、トッピング盛り合わせとから揚げ。



トッピング盛り合わせは、メニューにはありません。


衣にコーンフレークを使っているので、ちょっと固めですが、それくらいの方がお肉の味をしっかり味わいながら噛めるので◎。
台湾では、から揚げ食べたいときは、「継光香香鶏」か「モスチキン」しか食べないのですが、一風堂のから揚げも、お気に入りに追加しました。

さて、お待ちかねのラーメン。


白丸元味(210元)
基本ですね。飲んだ後でも、軽く一杯食べられます。
14年の台湾生活で、すっかり薄味になった私にも、舌とのどに優しいスープ。
日本のスープよりは、多少薄目になっているそうです。
それでも、台湾の人には濃い(しょっぱい)と思われるかもしれないので、味を薄めるサービスもあります。


赤丸新味(230元)も、コクが更に増して食欲すすみます(^_^;)


日式叉焼(バラチャシュー)。しつこくない脂。これぞ、ラーメンチャーシュー。


梅花叉焼(肩ロース)。これはこれでまたおいしい。

2人前セットなので、一緒に行った同僚と半分ずついただきました。さすがに2杯は無理無理、、、。


ニンニク潰し器もあります。この後仕事じゃなかったら、入れたんだけど、、。


テレビ局の取材もあり、食べながら、時を見て写真撮ったり、記事構想書いたり。
真剣にラーメン食べられなかったのは残念ですが、近所なんで、次の機会が楽しみ。


麺が伸びてしまうので、時々ラーメンを作り直しています。
赤丸新味の最後の味入れも、職人技のパフォーマンス!!


技術総監の吉田さんが定期的にお店を回って味のチェックをするので、いつの間にか日式ラーメンになっちゃった、、っということがないでしょう。
8/30までは、ラーメン1杯頼むと、御茶園シリーズの京都風花茶が1本プレゼントです。

お店に行けば見れるメニューですが、ここでも紹介します。










見るだけでも、み~んな食べたくなってきます。
今度は、夕方、ビール飲みながらおつまみメニュー制覇してみます。

「一風堂 台中店」
     住所:台中市台湾大道三段301號9階
     営業時間:平日 11:00~22:00  土日 10:30~22:00
     電話予約不可。お店の前に順番番号券の発券機があるので、この番号券を取って、待ち時間を確認してからデパート内のお買いものをするといいでしょう。