マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

首都圏回復は傾斜生産方式で

2011-03-15 20:27:37 | Weblog

 原発の危機、そしてあまりにも大きな地震の規模、間違いなく少なくとも戦後一番の我が国の危機としか言いようの無い事態であると思います。三陸で避難されておられる方々、又二次災害とも言うべき原発の危機的状態、これに対して投稿者がここで何か出来ると言う事が出来ないのですが(出来ると言えば些かなりともカンパをする事ぐらい)としか言えない自分も情けないですが

一つだけ今の状況を見ていて気がつくのは関東圏、首都圏の機能がかなり麻痺していると言う事です。特にスーパー等行ってもパン等日用品が手に入りにくくなっていますし、道路は渋滞でガソリンも手に入りにくい状態と思われます。

 

この原因が何かと言えばやはり鉄道への電気供給を減らしてしまっている事、そこからマイカーが町にあふれ、更にはガソリン不足、これらからあわてて日用品を買いに走っている、と言う状況だと思います。

 そこでこれらを改善する大元はやはり鉄道への優先的電気供給、更に食品等日用品を製造するラインへの電機の優先的供給だと思います。専門家では無いのでどの様なルートでこれが可能か良くは分かりませんが、いずれにしても被災地への援助を強めるのはこれしかないと思います。自分の足元が落ち着かない時に他の方々を援助するのは中々困難ですから。

そういった面では他業種の方々は操業を有る程度自粛する等も必要ではないかと思いますし、その他、

 

①24時間営業への制約、(以前の調査等でコンビニ等でも深夜時間帯はやはり利用が少ないとも言われています)

②ネオンの規制、

③自動販売機の自粛(因みに以前にも書きましたが日本中の自動販売機の全部の電気使用量は香川県のそれに匹敵します)。(但し、自販機での販売業者もいらっしゃいますからその辺の何らかの手当てもひつようになるとも思われますが2011.4.10追記)

 

 

戦後の日本が復興する時に”傾斜生産方式”が取られたと言う事は多くの方がご存知と思います。これは産業を復興させるときに一挙には出来なかった為、重工業(生産財)を優先的に復興させたと言う方式の事です。今この局面でも何が優先するのか明確な順序をつけてこの最大の難局を乗り切って頂きたく、これを読んだ方々にそして政府首脳部の方々にお願いするものです。

ここで私がこれを書いたからと言って何の効果があるのかと当然にも思いますが先ほどのTVでカンパをしている若者にインタビューがあり、[一人の日本人として]と答えていました。

わずかでも・・と言うのがやはり私の気持ちでもあります。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする