塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 優創で南フランスの風を

2010-01-27 20:09:09 | 麺処_2010
 昨日の1月26日、新宿・百人町にグランドオープンした「麺屋
優創」(yusaku)へ本日伺った。情報によると南フランス風のス
ープに中華麺やきしめん、それにフィットチーネを合体させたよう
な平打ち麺の魚介風味と豚骨風味の2タイプの拉麺が提供されてい
るという。
 店内はシックな装いの落ち着いた雰囲気で、大人の店といったと
ころか。ご主人が元フランス料理のシェフというのも頷ける。早速、
「魚介醤油拉麺」850円を注文。カウンターに座り待っている間も
厨房からは海の香りが漂ってくる。
 そして、登場した器の中身を眺めると、確かに魚介類がたくさん
添えられている。ただ、このビジュアルであれば、中華風の器はア
ンバランス。と、まあ、そんな思いでスープを口に運ぶと、頭の中
は“飛んでサント・ロペかツゥーロンか”状態。海の食材が巧に生
かされたブイヤベースに近い味で、これは旨い。
 口の中は南仏風味で溢れんばかり、そこにこちらの店が誇る特注
の平打ち縮れ麺が絡み合い弾むような食感で、まるで歓喜を上げて
いるようだ。旨いなあ。夏場は、これにつけ麺も提供されるとのこ
と。
 いい店が登場した、楽しみだ。

麺屋 優創(yusaku)
新宿区百人町2-19-11  03-5937-4898
11:30~21:00 水曜定休日
メニュー  麺屋 優創

街を巡る 旧フランス大使館でNo Manユs Land_1

2010-01-27 06:29:40 | 街巡り_2010
 1月24日、都内をバタバタと駆けめぐり行き着いた先が南麻布
の旧フランス大使館庁舎。この旧館敷地内で昨年の11月21日から
1月31日まで「No Manユs Land」と題したアート展が繰り広げら
れており、すでに最終日を迎えようとしている。
 この催しが行われているのを知ったのが、つい先日。多くのアー
ティストの作品を拝見するのも引きつけられるが、なんといっても
昨年の9月まで在日フランス大使館として業務を執行されていた館
である。入館が無料で、各部屋の隅々まで廻れるとあれば、願って
もないチャンス。大使館の間取りや秘密部屋なんかもあったりして、
伺った当日は興味津々状態で館内を舐めるように観て廻った。
 この旧館、ジョゼフ・ベルモンが設計し1957年に竣工し、この
展示会が終了すると取り壊され、その跡に集合住宅が建つという。
 旧館の正門前のエントランスには、段ボールで作った黒い門のオ
ブジェが出迎えてくれた。10時過ぎに開門となり、多くのファンの
方は左に建つ庁舎(日本のアーティストの展示コーナー)へ向かわ
れるが、私は一目さんで本庁舎の建物を隅から隅まで歩き回った。
 中でも何に使用されていたか判明できないような怪しい部屋を見
つけると、ここは牢屋か拷問室かなどと思案する。
玄関  旧本庁舎