塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 六郷界隈 旧六郷橋

2010-01-21 06:25:45 | 街巡り_2010
 北野神社東側の小さな公園(宮本台緑地)にひと世代前の「旧六
郷橋」親柱と鉄橋門のモニュメントがあった。これは1925年
(大正14年)に架けられた橋で、長さ446,3m、幅16.4mの川の
水路部分を1本の橋脚と連結した2つのアーチ越え、片側1車線の
車道に、両側には歩道が設置されていたという。その当時の橋も、
1984年に架けかえのため解体されている。
 六郷橋の歴史は古く、慶長5年(1600)徳川家康が六郷大橋を
架けさせて、その後5回の架け直しがあり貞享5年(1688)の洪
水以後は、橋が再建されず“六郷の渡し”が設けられている。
 明治に入ると「左内橋」が架けられ渡しは終了。左内橋について
は次のスポットで紹介する。また、追って訪れる六郷神社の境内に
1910年架橋の旧六郷橋・木造の親柱が設置・保存されていた。
(大田区仲六郷4丁目30)
旧六郷橋木造親柱