昨年の菖蒲が薫る6月に、明治神宮御苑の「清正井」(きよまさい
ど)を伺っており、その時は話題にもならなかったが、昨年末からこ
の井戸が“パワースポット”として一躍脚光を浴びるようになった。
なんでも、こちらの井戸の写真を携帯の待ち受け画面にすると願い
が叶うとあって、拝観料500円を払い連日訪れる方が絶えないとい
う。週末にもなると御苑入口で時間調整が行われたり、行列が日に日
に増えているそうだ。
私が伺った頃は、それほど話題も出ておらず、ぶらりと井戸の前に
来て手ですくって豪快に湧き水を頂いたものだ。また、近所に住まわ
れているというご婦人が、大きなペットボトルを2~3個抱えて水を
汲みに来られていた。毎回500円を払っておられるのか伺ったところ、
明治神宮御苑の崇敬会(友の会のようなもの)に入っているので、年
会費3,000円だったかな、自由に拝観できて好きな時に水を汲みに来
るのだと申されていた。あのご婦人も、今では美味しい水を汲みに来
ることも出来ないんだろうなあ。
こちらは以前、熊本藩主・加藤家の下屋敷があったところで、熊本
城や名古屋城を築城した名人で土木の神様といわれている加藤清正が
自ら掘りだした湧き水であると伝わっている。
この湧き水、四季をとおして15度ほどの水温を保ち、毎分60リッ
トルの水量を誇る。また、伺いたいが、話題も過ぎ去った頃になる
のは、いつのことだろうか。
清正井_2 説明板
ど)を伺っており、その時は話題にもならなかったが、昨年末からこ
の井戸が“パワースポット”として一躍脚光を浴びるようになった。
なんでも、こちらの井戸の写真を携帯の待ち受け画面にすると願い
が叶うとあって、拝観料500円を払い連日訪れる方が絶えないとい
う。週末にもなると御苑入口で時間調整が行われたり、行列が日に日
に増えているそうだ。
私が伺った頃は、それほど話題も出ておらず、ぶらりと井戸の前に
来て手ですくって豪快に湧き水を頂いたものだ。また、近所に住まわ
れているというご婦人が、大きなペットボトルを2~3個抱えて水を
汲みに来られていた。毎回500円を払っておられるのか伺ったところ、
明治神宮御苑の崇敬会(友の会のようなもの)に入っているので、年
会費3,000円だったかな、自由に拝観できて好きな時に水を汲みに来
るのだと申されていた。あのご婦人も、今では美味しい水を汲みに来
ることも出来ないんだろうなあ。
こちらは以前、熊本藩主・加藤家の下屋敷があったところで、熊本
城や名古屋城を築城した名人で土木の神様といわれている加藤清正が
自ら掘りだした湧き水であると伝わっている。
この湧き水、四季をとおして15度ほどの水温を保ち、毎分60リッ
トルの水量を誇る。また、伺いたいが、話題も過ぎ去った頃になる
のは、いつのことだろうか。
清正井_2 説明板