tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

地場産業フェア&やまとたかだ元気ウィークは、11月7日(土)~15(日)!(2015 Topic)

2015年10月21日 | お知らせ
今年も「地場産業フェア&やまとたかだ元気ウィーク」が11月7日(土)~15(日)に開催される。「くらし産業メッセ」「農産物品評会」「地場産品の展示即売」「消防フェア」「手作り市」など、子供も大人も楽しめるイベントが目白押しだ。大和高田市のHPによると、

2015年度 地場産業フェア&やまとたかだ元気ウィーク
「地場産業フェア&やまとたかだ元気ウィーク」は、県内の地場産品を展示・即売し、地場産品に対する認識を深めることを目的として始まりました。地産地消の促進や異業種間交流による地域産業の活性化、及び地域文化の向上を目指しています。“元気ウィーク”の名の通り、奈良県産業会館を中心に市内各所で約1週間にわたり、多彩なイベントが繰り広げられます。

と き 11月7日(土)~15日(日)
ところ 県産業会館、JR高田駅東広場、さざんかホール
内 容 くらし産業メッセ、農産物品評会、地場産品の展示即売、消防フェア、手作り市ほか、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。昨年度に引き続き、人気のご当地キャラたちが集まるイベント「未来は元気フェスティバル2015」も開催されます。

詳細は今後、上記HPにアップされるそうだ。今年の圧巻は高田商業高校の生徒による「お弁当コンテスト」(11/7 14:00~)。関係者の1人である岸克行さん(中小企業診断士)からいただいたメールによると、

今年の目玉は、市立高田商業高校の生徒によるお弁当コンテストです。大和高田市の地場野菜を使ったお弁当の選手権を開催いたします。写真(=トップ)は、学校内で予選を戦っている様子です。戦うというより、皆さん大はしゃぎで作っておられます。5クラスのそれぞれの代表5組が7日(土)にプレゼン(14:00~)して、雌雄をつけることとなります。

岸さんからは、もう1つ、耳寄りな情報をいただいた。11/8(日)10:00~12:30、市内のボランティアガイドさんによる「大和高田文化財めぐり」が行われる。参加は無料だが、申し込みが必要である。岸さんからのメールによると、

2015年11月8日(日)に大和高田市にある奈良県産業会館で行われる「くらし産業メッセ2015」の関連イベントとして、大和高田文化財ボランティアガイドの案内による「大和高田文化財めぐり」を行うことになりました。ご興味ある方はぜひご参加ください。

なお、当日はくらし産業メッセもご見学いただき、アンケートにもご協力をお願いしますが、当日の「食ブース」で使用可能な300円分の食券をお渡ししますのでよろしくお願いします。(当然プレゼントです!)

1.コース
産業会館(ブース見学)→ユニチカ工場跡→大和高田駅→専立寺→長谷本寺→不動院→産業会館
2.集合場所・時間
奈良県産業会館(大和高田市)の南正面入口側にある銅像前(JR高田駅東口前広場にあります)
11月8日(日)午前10時集合(12時半ごろ解散予定です)
3.申込み方法
kishi309@hotmail.co.jp
にメールをお願いします。ご友人等とのご参加も大歓迎です。なお定員(30人)になり次第締め切りさせていただきます。


楽しい催し物が満載のこのイベント、ぜひお訪ねください!
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田中利典師の「回転焼きと母」

2015年10月20日 | 田中利典師曰く
田中利典師(金峯山寺宝勝院のご住職)がご自身のブログ「山人のあるがままに」とFacebook(いずれも10/13付。写真とも)にこんな文章を書かれた。あやべ市民新聞や金峯山寺の月報にも掲載された文章だそうだ。心に残るいい話なので以下、全文を紹介させていただきたい。

今日は母の祥月命日。まる4年になる。亡くなった年に書いた「回転焼きと母」という文章を、あやべ市民新聞に投稿して、かどやさんという回転焼き屋さんがたいへん評判になった。狭い町なのに200人くらいの方がかどやさんを訪れ、あんたええことしたなあ…とお客さまに言われたそうで、のちのち、お店のおくさんに感謝されたという、後日談も生まれた。過去にこのFBでも載せたことがあるが、今日は母の祥月命日ということで、母を偲んで再掲載する。よろしければお読み下さい。

「回転焼きと母」
母が十月に亡くなり、今月末に満中陰を迎える。早いものである。母は今年一月に危篤になり、医者からも余命一週間と宣告されたが、その後、治療加療のおかげで、一時期は車イスに乗って病院の食堂で食事が出来るくらいまで回復した。闘病生活九ヶ月。その間、今まで、あまり母のことに気をかけなかった息子にとって、母を病室に見舞うことで、親孝行のまねごとをさせてもらった貴重な時間だった。

少し元気になった頃、「何が食べたい?」って聞くと、「回転焼き、買ってきてんか」と言った。それから、病院に行くときは、アスパの近くにあるかどやさんの回転焼きを持参した。あまりたくさんは食べられないので、毎回、一個だけを注文したが、いつ行っても、かどやさんは面倒くさがらずに、快く、一個の回転焼きを売っていただいた。母が美味しそうに食べていたことが今でも思い出される。

お葬式の朝、回転焼きのことを思い出した。棺にいれてあげようと思い、かどやさんに寄った。普段は一個しか頼まないが、その日は母が好きだった三つの味の回転焼きを三つ全部注文した。いつも一種類の一個しか頼まないので、いぶかしく思われたのか、「今日は三つなのですね?」とお店の方に声をかけられた。「はい‥、母が好きだったので、いつも買わせていただいていました。その母が亡くなり、今日はお葬式なので、いっぱい食べさせてやろうと思って‥」というと、「お金はいらんから」と言われて、温かい三つの回転焼きを渡していただいた。優しさに、思わず涙が出た。

母のことばかりを思ってはいられないが、でも、かどやさんの前を通るたびに、美味しそうに回転焼きをほおばっていた母の顔が思い出されて、心がちくっとする。母の思い出が嬉しくなる、かどやさんの親切に今でも感謝、である。(あやべ市民新聞「風声欄/2011.11掲載」より)

今日も朝から、妻が買ってきて回転焼きを仏壇にお供えしました。

回転焼き、今川焼き、大判焼きなど、いろんな名前がある素朴なお菓子。これから回転焼きをいただくときには必ずこの話を思い出すことだろう。利典師ご母堂のご冥福をお祈りいたします。
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残席わずか!平群町の史跡・名所・温泉ツアー(2015 Topic)

2015年10月19日 | お知らせ
こんな耳寄りな情報がある。11月9日(月)の催行だ。平群町の史跡・名所をめぐり、最後には天然温泉(かんぽの宿大和平群)に入れ、しかもランチのついたバス&ウォーキングツアーが@1,500円というのだ。産経新聞奈良版(10/2付)「平群町の史跡や名所たどるツアーを実施 コミュニティーバスで」によると、
※写真はいずれも信貴山。2004.11.7撮影

平群町は11月9日、コミュニティーバスで町内の史跡や名所をたどるツアーイベントを実施する。利用者数が減少しているコミュニティーバスを身近に感じてもらおうと企画。

午前8時半に近鉄生駒線竜田川駅東側に集合し、町の観光ボランティアガイドの付き添いのもと、町内最大規模の烏土塚古墳や、信貴山朝護孫子寺、信貴山城をウオーキングを交えてめぐる。ツアーの最後は「かんぽの宿大和平群」の天然温泉に入浴し、解散となる。



担当者は「平群の観光資源を堪能してもらえるイベント。町外の住民にもふるって参加してほしい」としている。先着順で申し込みを受け付けている。定員50人。参加費1500円(昼食代など込)。問い合わせ、申し込みは同町総務防災課(電0745・45・1001)。

もちろん私も申し込んだ(10/16の金曜日)。その時点で役場の担当者曰く「残席はわずかです」。月曜日に休みが取れる皆さん、ぜひ秋の平群を堪能いたしましょう!
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らぁ~めん京(みやこ)は、大和郡山イオン1階!

2015年10月18日 | グルメガイド
イオンモール大和郡山店1階のATMコーナー隣に「らぁ~めん京イオンモール大和郡山店」がある。今年(2015年)3月19日にオープンしたばかりという新店(チェーン店)である。『究極のラーメン2016 関西版』によると、

鶏と野菜の旨味に魅せられる一杯
祇園に本店を持つ正統派京ラーメンは、鶏の旨味と野菜本来の甘味があふれ出す濃厚スープ「ぎおん白湯」が自慢。麺にはモチモチ感の中にも滑らかさを感じる低温熟成細麺を使用。スープと麺、お互いの良さを引き出す最強タッグは感動モノ。


 究極のラーメン 2016 関西版 (ぴあMOOK関西)
 今年の必食531杯
 ぴあ

訪ねたのは土曜日(10/17)の夕方。店員さんお薦めの「京(みやこ)ラーメン」756円(税込み)を注文した。出てきたのが写真のラーメンである。まずはスープを。鶏と野菜だけでなく豚骨を使っているのだろうか、背脂が浮いていて、ややこってりしていて美味しい。麺は細麺で、確かによく京都で出くわすパターンのラーメンだ。チャーシューもいい。買物ついでに美味しいラーメンが食べられるので、これは便利だ。



店頭にはきれいなショーケースがあり、生野菜らぁ~めん、鶏塩らぁ~めんなど、ラーメンの種類は多い。おトクなランチセットもある。買物に来るファミリー層を意識しているのだろう。サイドメニューも充実していて、ご飯類だと明太子丼、焼き飯、チャーシュー丼、焼肉丼、おにぎり。他にも餃子や唐揚げなどがある。





店先にはこんなに椅子が並んでいて、店員さんに聞くと「土日のお昼には行列ができますので」とのこと、なるほど。店員さんはすべて若い女性で、教育が行き届いているのだろう、愛想よくてきぱきと応対してくれて良い感じだ。

意外なところにある美味しいラーメン屋さん。サイドメニューも充実している。ぜひお訪ねください!(お店のHPは、こちら
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奈良県立美術館で「浮世絵版画 美の大世界」展、12月6日(日)まで!(2015 Topic)

2015年10月17日 | お知らせ
現在、奈良県立美術館で企画展「浮世絵版画 美の大世界~錦絵誕生250年~」を実施中だ。期間は12月6日(日)までだが、前期(1010~11/9)と後期(11/11~12/6)で展示品がガラリと入れ替わるので、注意が必要である。知人(同館の関係者)からいただいたメールによると、

当館では、企画展「錦(にしき)絵(え)誕生250年 浮世絵版画 美の大世界」が、10月10日(土)に開幕しました。今年は、錦絵元年とされる明和2年から250年目にあたり、この記念すべき年に、当館が誇る写楽・北斎・広重らの作品を中心に多彩で斬新な浮世絵版画の美の大世界をご覧いただきます。当館の今回の展覧会の特徴は、次のとおりです。

A.錦絵誕生250年としての前期と後期に分けて多くの浮世絵を展示
B.名所江戸百景118点の勢揃い(前期と後期に分けて展示します。)
C.体験イベント(浮世絵の木版摺)外国人観光客に高い人気です。
D.せんとくん解説ガイドにより分かりやすい解説

等です。また、今回の展覧会は、あべのハルカス美術館の「錦絵誕生250年 春信一番! 写楽二番! フィラデルフィア美術館浮世絵名品展」と相互PRなどの連携開催です。

なお、1階ギャラリー、第6展示室においては、「大和の古道「山の辺の道」を辿る」として、天理市・桜井市連携の展示も同時開催しております。浮世絵版画展では、江戸時代の街道や宿場町を描いた作品も展示することから、同じように人々が行き来した記紀・万葉の時代からの大和の古道「山の辺の道」の魅力を紹介します。川端康成をはじめとする多くの文化人の揮毫による万葉歌碑の原書や拓本、美しい風景の写真などの展示を通し、いにしえ人の情景へと誘います。また、会期中には、10月24日から「正倉院展」も開催されます。


詳しい内容は同館のHPに掲載されている。

企画展 ― 錦絵誕生250年 ― 浮世絵版画 美の大世界
2015年10月10日(土)~12月6日(日)
休館日 10/13(火)・19(月)、11/10(火)・16(月)・24(火)・30(月)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆前期(1010~11/9)/ 後期(11/11~12/6)で展示作品の入れ替えをいたします。
 
「錦絵」とは、一つの作品に対して彩色用の版木を何枚も用い、美しい色彩や質感を表現した浮世絵版画のことです。下絵を担当した浮世絵師と版木の彫り師、摺(す)り師が力を出し合って作成した錦絵は、江戸時代の人々はもちろんのこと、欧米のジャポニスムの画家など外国の人々、そして現代の私たちにも驚きと喜びを与えてくれます。

明和(めいわ)2(1765)年から翌年にかけて、江戸では俳人などの間で大小暦(だいしょうれき)(大小または絵暦(えごよみ)とも。一年間の大の月と小の月を短文や絵の中に示した摺物(すりもの))の交換会が行われました。各人が趣向を凝らして大小暦を制作する中で多色摺り(たしょくずり)の技法が洗練され、この技法を用いて「東錦絵(あずまにしきえ)」として売り出したのが錦絵の始まりとされます。以後、錦絵の技術と表現は更に磨かれ、浮世絵版画の隆盛をもたらしました。

今年平成27年は、錦絵元年とされる明和2年から250年目にあたります。この記念すべき年に、当館が誇る写楽・北斎・広重らの作品や、充実したコレクションで知られる和泉市久保惣記念美術館の作品を展示し、多彩で斬新な浮世絵版画の美の大世界をご覧いただきます。
 
【 関連事業】 いずれも参加無料ですが、本展の観覧券が必要です。
●文化の日特別講演会
 「錦絵誕生と鈴木春信」 講師:大和文華館館長・あべのハルカス美術館館長 浅野秀剛 氏
 11月3日(火・祝) 午後2時からレクチャールームにて(1時間半程度)(定員60人)
●学芸員による美術講座
 歌川広重「名所江戸百景」について」 学芸係長 稲畑ルミ子
 11月23日(月・祝) 午後2時からレクチャールームにて(1時間半程度)(定員60人)
●学芸員によるギャラリートーク  10月17・24・31日、11月7・21・28日、12月5日(いずれも土曜日)
 午後2時から展示室にて(1時間半程度)
●ボランティアによる展示解説  ご希望の方はお申し出下さい。
●木版摺り体験コーナー  1階ギャラリー前スペース(開館時間中)
 2枚の版木(墨版[すみはん]・色版[いろはん])を使って木版画の摺りを体験できます。館蔵の押隈[おしぐま](歌舞伎役者の舞台化粧を絹などへ写し取ったもの)をモチーフにした版木をご用意します。

【天理市・桜井市による連携展示】当館1階ギャラリー・第6展示室  観覧無料
 ~歴史文化との出会い 記紀・万葉の時代からの大和の古道「山の辺の道」を辿る~
 本展では江戸時代の街道や宿場町を描いた作品も展示することから、同じように人々が行き来した、記紀・万葉の時代からの大和の古道「山の辺の道(やまのべのみち)」の魅力を紹介します。川端康成氏をはじめとする多くの文化人の揮毫による万葉歌碑の原書や拓本、美しい風景の写真などの展示を通し、いにしえ人の情景へと誘います。また、「最新技術による4K映像」「万葉講話」「万葉衣装体験」等も計画しています。


東洲斎写楽、葛飾北斎、鈴木春信、歌川広重などの著名な浮世絵が目白押しだ。出品リストは、こちら(PDF)である。前期と後期で作品が入れ替わるので、ぜひこちらで確認してからお訪ねください!
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