tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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西山厚さんのシンポジウム、11月21日(土)開催!(2015 Topic)

2015年10月22日 | お知らせ
耳寄りな話がある。西山厚さん(帝塚山大学教授)が主宰・登壇されるシンポジウム(「奈良と会津1200年の絆」シンポジウム)が11月21日(土)13時から、奈良市立中部公民館(やすらぎの道と三条通の角)で開催される。テーマは「遠くて近い 奈良と会津」、参加費は@2,000円だ。

平安時代、興福寺などで学んだ法相宗の高僧「徳一(とくいつ)菩薩」(藤原仲麻呂の子ともいわれる)が仏教を広めた会津は、「仏都」と呼ばれる。徳一は、最澄と激しい論争をくり広げたことで知られる。

このシンポジウムは「東日本復興応援企画」として、会津と奈良のゆかりを知ることで、会津と奈良の絆を深めよう、という趣旨で開催される。主催は「奈良と会津1200年の絆」実行委員会(委員長:西山厚さん)、後援は奈良市である。主催者からいただいたメールによると、

第2回「奈良と会津1200年の絆」シンポジウムのご案内
【シンポジウムの概要】
◆日 時:平成27年11月21日(土)午後1時~午後4時頃まで
◆会 場:奈良市中部公民館(奈良市上三条町23-4)
◆参加費:2,000円(学生1,000円) 定員:約300名
◆締 切:11月13日(金)
◆シンポジウムの内容
講演 「仏教東漸 奈良からみちのくへ」 西山 厚
講演 「司馬遼太郎 東北をゆく~会津のみち~」 赤坂 憲雄(学習院大学教授)
対談 「奈良&会津、至上のシンパシー」 赤坂 憲雄×西山 厚

◆開催の主旨
福島県会津地方は「仏都会津」と称されています。その礎を築いたのは1200年前に奈良から仏教を伝えた徳一菩薩であり、会津では今日でも身近な尊崇の対象です。同時に、徳一菩薩を送り出した都市 奈良に対しても特別な親しみを持ち続けています。しかし、残念ながら奈良では徳一菩薩も会津とのご縁も知られておらず、会津から奈良への1200年の片思いになっています。

当会では、会津の思いに呼応し、地域間の交流を図るために、奈良の皆様に会津との歴史的な絆をお伝えする活動を昨年より開始しました。昨年は11月30日に第1回シンポジウムを薬師寺まほろば会館で開催し、本年も第2回シンポジウムを11月21日に奈良市内で開催致します。また、この活動を契機に歴史的な絆が深い会津を入口に、東日本大震災からの復興に取組む福島県、東北の支援につなげたいと考えています。

お申込みはホームページから。
http://nara-aizu.com/2015/09/30/second-symposium/

(チラシ裏面にありますよう ハガキFAXでもお申込み可能です)


会津は「喜多方ラーメン」だけではないのだ。仏都会津と徳一菩薩のことを知り、会津と奈良のゆかりを理解し、あわせて東北復興支援につなげるというこのシンポジウム、私も参加させていただく。皆さんも、ぜひお申し込みください!


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