5月19日は、唐招提寺のうちわまき(梵網会=ぼんもうえ)である。山と渓谷社刊『奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブック』によると、
※トップ写真は、公益社団法人奈良市観光協会提供
唐招提寺うちわまき 奈良市五条町 日時=五月十九日 場所=唐招提寺
唐招提寺では、五月十九日に梵網会が行われる。四〇㌢ほどの細竹の上部にハート型のあおぐ部分を取り付けた独特のうちわ(宝扇)が撒かれるため、一般には「うちわまき」と称して親しまれている。この法会は、鎌倉時代に同寺の復興に努めた大悲菩薩覚盛上人(一一九四~一二四九)が、修行中に蚊を弟子がうちわで追い払おうとしたところ、蚊に血を吸わせるのも布施の行と諭したとされ、入滅後に毎年その忌日に法華寺の尼衆などが扇を作り仏前に供えたという故事により行われている。
今朝(5/14付)の奈良新聞《「うちわまき」準備着々》に、当日のスケジュールが載っている。スケジュールは毎年変更されるようなので、注意が必要だ。
当日は午前9時から先着400人にうちわまきの参加券を配布(20~60歳の健康な人対象)。午後1時からの法要に続き、同3時から約400本のうちわがまかれる。他に抽選で1000本が授与される。抽選券の配布は午前9時から午後2時30分まで。石田太一執事は「生き物を殺さない覚盛(かくじょう)上人の思いをくんで、お参りしてほしい」と話している。
ハート型の可愛いうちわは、夏を控えたこの時期の風物詩である。ぜひ、お参りいただきたい。
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※トップ写真は、公益社団法人奈良市観光協会提供
唐招提寺うちわまき 奈良市五条町 日時=五月十九日 場所=唐招提寺
唐招提寺では、五月十九日に梵網会が行われる。四〇㌢ほどの細竹の上部にハート型のあおぐ部分を取り付けた独特のうちわ(宝扇)が撒かれるため、一般には「うちわまき」と称して親しまれている。この法会は、鎌倉時代に同寺の復興に努めた大悲菩薩覚盛上人(一一九四~一二四九)が、修行中に蚊を弟子がうちわで追い払おうとしたところ、蚊に血を吸わせるのも布施の行と諭したとされ、入滅後に毎年その忌日に法華寺の尼衆などが扇を作り仏前に供えたという故事により行われている。
ハート形の宝扇、空を舞う 奈良・唐招提寺でうちわまき(朝日新聞社)
今朝(5/14付)の奈良新聞《「うちわまき」準備着々》に、当日のスケジュールが載っている。スケジュールは毎年変更されるようなので、注意が必要だ。
当日は午前9時から先着400人にうちわまきの参加券を配布(20~60歳の健康な人対象)。午後1時からの法要に続き、同3時から約400本のうちわがまかれる。他に抽選で1000本が授与される。抽選券の配布は午前9時から午後2時30分まで。石田太一執事は「生き物を殺さない覚盛(かくじょう)上人の思いをくんで、お参りしてほしい」と話している。
ハート型の可愛いうちわは、夏を控えたこの時期の風物詩である。ぜひ、お参りいただきたい。
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