tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

やまとの桜2024 第1日 吉野山(4/5)、ランチは矢的庵(やまとあん)

2024年04月08日 | 観光にまつわるエトセトラ
今年の桜、開花は平年より3日ほど遅れた。昨年(2023年)は平年より8日ほど早かったので、今年は開花が待ち遠しかった。「桜だより」と「週間天気予報」を見比べ、「今年は4/5(金)~7(日)が勝負だな」と予想した。すると、まずは吉野山だ。「下千本は4/5に満開」という予報を得て、前日に大和西大寺午前7時4分発の近鉄特急(吉野連絡)の特急券を買い求めた。
※トップ写真は、「一目全本」(吉水神社境内)からの眺め(4/5撮影)


近鉄吉野駅前のソメイヨシノ

8時19分に吉野駅に到着。そこで奈良交通バス(中千本公園行)に乗り換え、終点へ。ここからは徒歩で、上千本(かみせんぼん)の「吉野水分(みくまり)神社」をめざす。天気はあいにくの「曇り」。まずは水分神社まで登り、そこから降りながら写真を撮ることにした。


吉野水分神社の枝垂れ桜の老木が、見頃を迎えていた

まだ早いと思っていた吉野水分神社の枝垂れ桜が、見頃を迎えていて驚いた。ここから降りながら写真を撮る。まずはすぐ下の「花矢倉」。下千本の桜は、こんなに咲いていた。









途中までは一方通行ながら車が入れるので、いちいち後方を気にしなければならないので大変だ。下千本まで降りてきて、ここからは歩行者天国だ。偶然、旧知のKさんご夫妻にお目にかかった。かなりのおトシだが、吉野山を歩き回れるほどお元気だったので、ちょっと安心した。金峯山寺で蔵王堂を拝んでからは、満開の桜の下を徒歩で山を降りた。


吉水神社の参道から、蔵王堂を望む


「一目千本」からの眺め、トップ写真と同じ場所で撮影


金峯山寺の境内から「南朝妙法殿」を望む

この日のランチは、中千本の矢的庵。地元の人気店なので、11時半に着くと、すでにたくさんの人の名前が受付用紙に書いてあった。「今からだと2巡目になるだろうな」と思っていたら、やはりその通りになって、12時半に名前を呼んでいただいた。





名物の「田舎ざるそば」(1,320円=税込み、以下同じ)は売り切れだったので、「ざるそば」(1,100円)の大盛り(+330円)と、「季節の天ぷら」(990円)を注文。出てきたのが写真の料理である。





麺は独特の「ぼっち盛り」。これは初めてだったが、とても食べやすい盛り方だ。麺はそばの香りが高く、ツユも魚介ダシがよく利いている。ワサビは信州安曇野穂高産だ。


あつあつの天ぷらが、冷たい麺とよく合う

ああ、おいしかった。ここは11時がオープンだそうなので、これからは11時までに到着するようにしよう。お土産には柿の葉ずしを買い求めた。いつも、「やっこ」「たつみ」「ひょうたろう」「醍予(だいよ)」の4軒の専門店の柿の葉ずしから選ぶが、今回は最もあっさりとした味の「醍予」のものを買った。

帰りは特急券が全て売り切れだったので快速で帰ったが、橿原神宮前までの停車駅は特急と同じだったし、座れたのでこれはおトクだた。下界の桜も良いが、やはり吉野山のシロヤマザクラは品があるし、花見気分も盛り上がる。来年も訪ねることにしたい。皆さんも、ぜひ!
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