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賣太(めた)神社の阿礼祭は、毎年8月16日開催!/毎日新聞「ディスカバー!奈良」(76)

2018年07月31日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」を連載している。先週(7/26付)掲載されたのは「芸の上達願う阿礼祭 大和郡山市の賣太神社」、執筆されたのは、姫路市のご出身で安堵町にお住いの柏尾信尚さんである。柏尾さんは長年、斑鳩町でボランティアガイドをお務めになっている。
※トップ写真は稗田の舞(大和郡山市の賣太神社で)

毎年8月16日は「阿礼祭」の日である。大和郡山市のHPによると、

毎年8月16日に行われる阿礼祭は、稗田阿礼の遺徳を偲ぶ祭である。児童文学者の久留島武彦が、アンデルセンに匹敵する「話の神様」は稗田阿礼が最もふさわしいと、全国各地の童話家の協力を得て1930年(昭和5年)に始めたものである。稗田舞の奉納の後、地域の子供たちが阿礼様音頭、阿礼様祭子どもの歌を奉納する。童話の読み聞かせなども行われる。

昭和5年に始まった比較的新しいお祭りだ。子どもたちが主役、というところに特徴がある。では、記事全文を紹介する。


阿礼さま音頭(同)

賣太(めた)神社は稗田環濠集落(ひえだかんごうしゅうらく)の中にあり、日本最古の書物『古事記』の語り部として、卓越した記憶力を持っていた稗田阿礼(ひえだのあれ)を主祭神としておまつりしています。副祭神のうちの一柱は、芸能の神、天宇受売命(あめのうずめのみこと)で、平安時代の延喜式神名帳にも名前のある神社です。

この神社で毎年8月16日に記憶力や芸事の向上を祈願する阿礼祭が行われます。1930(昭和5)年に始まり今年が第89回になります。午前中に拝殿で「稗田の舞」が奉納され、その後、地元の子どもたちを中心に境内で「阿礼さま音頭」や「阿礼さま子どもの歌」などの華やかな舞や踊りが披露されます。

午後からはお話フェスティバルが催されます。童話や紙芝居、腹話術などが演じられ、普段は静かな鎮守の森が歓声に満ちあふれます。話術の向上や芸能の上達などを祈願し、ご利益をいただいてください。

■メモ 賣太神社へはJR郡山駅より南東へ徒歩約20分(奈良まほろばソムリエの会理事 柏尾信尚)


夏は地蔵盆など、子どもたちのお祭りがたくさん開かれる。楽しいお祭りで、この夏の暑さを吹き飛ばそう! 


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