tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

まほろばclub ライブ2022 見聞記

2022年08月03日 | 日々是雑感
南都銀行の行員・OBなどからなるアマチュアバンド「まほろばclub」リーダーの大村公伸(きみのぶ)さんから、ライブへのお誘いをいただいた。開催日は7月31日(日)で、この日は朝から会議、午後から「講師養成講座」があるが夜は空いていたので、出席の返事を出しておいた。
※トップ写真はまほろばclubのHPから拝借。ドラムスはニューフェイスの高野加津子さん

新たに女性ドラマーが加わったとのことで、その演奏も聞きたかった。これまで「おやじバンド」と呼んでいたが、女性が2人に増えたので、もはやおやじバンドではない。このバンド、以前には「ホテル杉の湯」で行われた特別ライブ(2018.11.9)も聞かせていただいた。


向かって左から山本 めぐみさん、大村さん、高野さん、泉浩司さん。

この日はとても暑い日で、最高気温は37℃。しかし会場のライブハウス「オーシャンブールバード」(奈良市大宮町7丁目2-23)はよく冷房が効いていたし、冷たいドリンクが付いていたので、生き返った。隣の席は旧知のBさんだった。定刻の17時に「まほろばclub」が登場。あれ、ベースの岩井章さんがいない。「コロナの濃厚接触者になりましたので、今日は欠席とさせていただきました」とのこと。これは残念だが仕方がない。

さだまさしの「案山子(かかし)」(元気でいるか街には慣れたか…)、ユーミンの「ルージュの伝言」(あのひとのママに会うために…)などのカバー曲のほか、オリジナル曲も。「応援歌 Never Give Up」は、ウクライナ戦争の渦中で聞くと、しみじみと心に染みるものがある。



実話をもとにした「終戦50年後に帰ってきた手紙」(満州から引き揚げて来たが、舞鶴港で5歳の娘と生き別れた父親の話)には感動したし、「燈花会(とうかえ)ひかりの恋の物語」は、なら燈花会を舞台にした青春のラブソングで、燈花会のしんみりとした雰囲気がよく出ていた。

さだまさしの「まほろば」(春日山から飛火野あたり…)には、こんな裏話があった。昨年(2021年)4月、奈良まほろばソムリエの会は創立10周年を迎えた。予定では奈良ロイヤルホテルで記念式典と記念パーティをやることになっていて、「まほろばclub」にも出演をお願いしていた。私は「お互い『まほろば』を冠したグループなので、最後にさだまさしの『まほろば』を全員で歌いたいと思います」と提案した。


泉さんはリードギターのほか、ハーモニカもこなす

キーが高いし、歌詞はやたら難しいのだが、周年記念にふさわしい歌だと思ったのである。「まほろばclub」のレパートリーにはなかったようだが、練習して身につけてくれた。しかし残念ながらコロナ禍がおさまらず、イベントは中止となり、この歌は歌われずじまいとなっていた…。


おしとやかな高野さんのドラムスはとても力強い!初めて聞いた山本さんのボーカルも良かった

初めて聞く「まほろば」の演奏と大村さんの歌はとても素晴らしかったし、古都・奈良のイメージがよく出ていた。帰りには「軌跡Ⅱ」と題したオリジナル作品集(CD)も、いただいた。

「まほろばclub」さん、素晴らしい歌と演奏をありがとうございました。いつか「まほろば」を一緒に歌うことを願っています。有力メンバーを新たに迎え、ますますのご発展を祈念しています!

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