九度山町(和歌山県伊都郡)で、「九度山町 楽市楽座」と「九度山コスプレ冬の陣」というイベントが10月27日(日)11:00~17:00に開催される。WBS和歌山放送ニュースによると、
戦国武将・真田幸村(さなだ・ゆきむら)ゆかりの九度山町(くどやまちょう)で、今月(10月)27日、「九度山まちなか楽市楽座」と銘打ち、戦国武将に思いをはせながら中世の自由空間を体験できる街歩きイベントが開かれます。これは、九度山町のほか、和歌山県や南海電鉄、九度山町商工会などで構成する「九度山町まちなか活性化協議会」が観光庁の助成を受けて初めて開くものです。
イベントは、真田庵(さなだあん)や松山常次郎(まつやま・つねじろう)記念館といった歴史にまつわる施設や、昔ながらの古い町並みの残る中心部が舞台となり、午前11時から午後4時にかけて、有料で、「六文銭」の旗印で有名な真田幸村・昌幸(まさゆき)親子や真田十勇士などに扮し、甲冑(かっちゅう)など時代衣装を身につけて写真撮影が出来る「九度山コスプレ 冬の陣」が行われます。
また、真田庵では午後0時45分から、幸村の子孫で真田家14世当主・真田徹(さなだ・とおる)さんによる講演「幸村講座 真田幸村と九度山」が開かれ、無料で参加できます。このほかにも、柿の葉寿司や和菓子、富有柿(ふゆうがき)の加工品といった特産品販売コーナーや、干し柿作り体験コーナー、スタンプラリーなどもあり、中世の自由市場を現代で体験できるようになっています。
「九度山まちなか楽市楽座」は、今月27日の午前11時から午後5時まで、九度山町の中心部で行われます。当日は駐車スペースに限りがあるため、南海高野線の九度山駅を利用すると便利です。
この情報は、九度山町まちなか活性化協議会のHPにも出ていて、パンフレットもダウンロードできる(楽市楽座は、こちら。コスプレは、こちら)。ほかにも、このイベントを訪ねるツアー(JTB和歌山支店)も行われる(日帰りまたは1泊)。
川の少ない奈良盆地に住んでいると、紀伊山地の山並みと、紀ノ川およびその支流が独特の景観をかたちづくっている九度山に帰省すると、ホッとした気分になる。
司馬遼太郎は「高野山みち」(『街道をゆく』)で《九度山橋という長い橋が、紀ノ川に渡されている。北から南へこの橋をわたるべくさしかかった前面の風景いうのは、右が、はるか奥の高野山につながる尾根が、尾根のまま降下してきて麓で慈尊院の森をなし、左が、ひくい丘陵上に九度山集落のいらかの群れをあかるく盛りあげていて、丘と川を好む中世ヨーロッパの小さな都市国家を思わせる。紀ノ川十景というものがあるとすれば当然入っていい景観であろう》と評している。
中世ヨーロッパの都市国家を思わせるこの町で、毎年4月1日~5月5日にかけて、「町家の人形めぐり」が行われる。この期間中、町は訪れる人で賑わうが、そのほかの季節はひっそりと静まりかえっている。そろそろ、九度山名物の柿も出回る頃である(ちょうど合わせ柿のシーズン)。今回のイベントで、「秋の九度山」を大いに盛り上げていただきたい。
九度山町まちなか活性化協議会さん、頑張って!
戦国武将・真田幸村(さなだ・ゆきむら)ゆかりの九度山町(くどやまちょう)で、今月(10月)27日、「九度山まちなか楽市楽座」と銘打ち、戦国武将に思いをはせながら中世の自由空間を体験できる街歩きイベントが開かれます。これは、九度山町のほか、和歌山県や南海電鉄、九度山町商工会などで構成する「九度山町まちなか活性化協議会」が観光庁の助成を受けて初めて開くものです。
イベントは、真田庵(さなだあん)や松山常次郎(まつやま・つねじろう)記念館といった歴史にまつわる施設や、昔ながらの古い町並みの残る中心部が舞台となり、午前11時から午後4時にかけて、有料で、「六文銭」の旗印で有名な真田幸村・昌幸(まさゆき)親子や真田十勇士などに扮し、甲冑(かっちゅう)など時代衣装を身につけて写真撮影が出来る「九度山コスプレ 冬の陣」が行われます。
また、真田庵では午後0時45分から、幸村の子孫で真田家14世当主・真田徹(さなだ・とおる)さんによる講演「幸村講座 真田幸村と九度山」が開かれ、無料で参加できます。このほかにも、柿の葉寿司や和菓子、富有柿(ふゆうがき)の加工品といった特産品販売コーナーや、干し柿作り体験コーナー、スタンプラリーなどもあり、中世の自由市場を現代で体験できるようになっています。
「九度山まちなか楽市楽座」は、今月27日の午前11時から午後5時まで、九度山町の中心部で行われます。当日は駐車スペースに限りがあるため、南海高野線の九度山駅を利用すると便利です。
この情報は、九度山町まちなか活性化協議会のHPにも出ていて、パンフレットもダウンロードできる(楽市楽座は、こちら。コスプレは、こちら)。ほかにも、このイベントを訪ねるツアー(JTB和歌山支店)も行われる(日帰りまたは1泊)。
川の少ない奈良盆地に住んでいると、紀伊山地の山並みと、紀ノ川およびその支流が独特の景観をかたちづくっている九度山に帰省すると、ホッとした気分になる。
司馬遼太郎は「高野山みち」(『街道をゆく』)で《九度山橋という長い橋が、紀ノ川に渡されている。北から南へこの橋をわたるべくさしかかった前面の風景いうのは、右が、はるか奥の高野山につながる尾根が、尾根のまま降下してきて麓で慈尊院の森をなし、左が、ひくい丘陵上に九度山集落のいらかの群れをあかるく盛りあげていて、丘と川を好む中世ヨーロッパの小さな都市国家を思わせる。紀ノ川十景というものがあるとすれば当然入っていい景観であろう》と評している。
中世ヨーロッパの都市国家を思わせるこの町で、毎年4月1日~5月5日にかけて、「町家の人形めぐり」が行われる。この期間中、町は訪れる人で賑わうが、そのほかの季節はひっそりと静まりかえっている。そろそろ、九度山名物の柿も出回る頃である(ちょうど合わせ柿のシーズン)。今回のイベントで、「秋の九度山」を大いに盛り上げていただきたい。
九度山町まちなか活性化協議会さん、頑張って!