県国際観光課のKさんから、こんなメールをいただいた。《このたび、韓国向けに奈良県観光ガイドブックを作成しました。訪日個人旅行取り扱い最大手の現地旅行会社「株式会社旅行博士」のスタッフと共に実際に奈良を取材し、韓国人の趣向にあった素材を厳選して掲載したものです。韓国では訪日旅行形態の7割が個人旅行であり、ガイドブックの掲載地域も公共交通機関を利用して周遊できるエリアとしています》。県のHPから概要を拾うと
◆配布開始
平成24年3月23日から
◆配布場所
韓国内で訪日個人旅行を中心に取り扱う主要旅行社、日本政府観光局ソウル事務所 等
◆作成部数
1万部
◆サイズ
A5版 36ページ
◆掲載内容
○関西スルーパスが利用できる駅周辺の観光名所、飲食店、土産物店
※関西スルーパスは(株)スルッとKANSAIが発行する周遊パスで、関西を訪問する多くの韓国人旅行客が利用。
○奈良周遊モデルコース
○奈良グルメ
◆掲載地域
奈良公園周辺、商店街、ならまち、平城宮跡・西大寺、生駒、長谷寺周辺、飛鳥、今井町、當麻寺周辺
日本に来る韓国人旅行者の「7割」が個人旅行((Foreign Independent Tour)とは、知らなかった。時々、奈良公園などで韓国人のグループを見かけるが、団体旅行のフリータイムを利用して来ているのだとばかり思っていた。個人が7割なら、ガイドブックを作る意義は、大いにある。
県は忠清南道と友好提携しているし、奈良市は慶州市と、明日香村は扶餘(プヨ)郡と姉妹都市提携している。奈良墨は朝鮮(高句麗)からもたらされたものだし、大仏造立の総指揮をとった国中連公麻呂か百済からの亡命者の孫だったし、大仏殿の造営には、新羅系渡来人の子孫が総監督を務めている。當麻寺の落慶法要(684年)では、百済の僧・恵灌(えかん)が導師を務めたそうだ。このような「ゆかり」だけでも、たくさんある。このガイドブックで、韓国の旅行者を奈良に引きつけていただきたいものである。
◆配布開始
平成24年3月23日から
◆配布場所
韓国内で訪日個人旅行を中心に取り扱う主要旅行社、日本政府観光局ソウル事務所 等
◆作成部数
1万部
◆サイズ
A5版 36ページ
◆掲載内容
○関西スルーパスが利用できる駅周辺の観光名所、飲食店、土産物店
※関西スルーパスは(株)スルッとKANSAIが発行する周遊パスで、関西を訪問する多くの韓国人旅行客が利用。
○奈良周遊モデルコース
○奈良グルメ
◆掲載地域
奈良公園周辺、商店街、ならまち、平城宮跡・西大寺、生駒、長谷寺周辺、飛鳥、今井町、當麻寺周辺
日本に来る韓国人旅行者の「7割」が個人旅行((Foreign Independent Tour)とは、知らなかった。時々、奈良公園などで韓国人のグループを見かけるが、団体旅行のフリータイムを利用して来ているのだとばかり思っていた。個人が7割なら、ガイドブックを作る意義は、大いにある。
県は忠清南道と友好提携しているし、奈良市は慶州市と、明日香村は扶餘(プヨ)郡と姉妹都市提携している。奈良墨は朝鮮(高句麗)からもたらされたものだし、大仏造立の総指揮をとった国中連公麻呂か百済からの亡命者の孫だったし、大仏殿の造営には、新羅系渡来人の子孫が総監督を務めている。當麻寺の落慶法要(684年)では、百済の僧・恵灌(えかん)が導師を務めたそうだ。このような「ゆかり」だけでも、たくさんある。このガイドブックで、韓国の旅行者を奈良に引きつけていただきたいものである。