藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

藤森照幸的「心」 六十歳代最後の一日

2015-04-07 11:16:44 | 日記・エッセイ・コラム

本日、六十歳台最後の一日だ。 特に感想も無いが、我が愛車に「高齢者マーク」を付けてみた。 付けたからと言って、「どうのこうの」ということではないが、本日まで良く生き永らえたものだと思い始めた。

 昭和二十年八月六日、私は布団の上に乗って、畳と共に三間離れた玄関まで飛ばされたそうである。 母は井戸端でオムツの洗濯をしていたので、頭の上を家中の建具が飛んでいったそうだ。 最年少被爆者の誕生の瞬間である。 それ以来、抵抗力が無く、四歳で右足首骨折、小学校三年生の「麻疹」は、散々なものであった記憶がある。 夏休み中、赤い湿疹と腫れに悩まされ、四年生で「虫垂炎」・・・・・。

 病気を上げれば切が無い。 しかし、その分「悪運」も強い。 事ある毎に表彰されたり、よき指導者に巡り合ったり、「奥様」との縁もその一例かもしれない。

 子供の頃は、「お釈迦様」と同じ誕生日なので、お寺の「花祭り」が「誕生会」の代わりだったような気がする。 近頃、お寺での「花祭り」を見かけなくなった。 「甘茶」も近年いただいた事が無い。 お寺の隅に植えられた、「甘茶」の木も見かけなくなった。

Hydrangea serrata var. thunbergii

 「甘茶」は、額アジサイの仲間だが、大量に飲むと中毒になるそうだ。 「お釈迦様」の頭から、小さな柄杓で甘茶を掛けて、小さな湯飲みでいただいた昔を思い出した。 昭和二十年代の事だ。

 明日、町内のお寺で「花祭り」をやっていないだろうかと思う。 時間があれば訪ねてみたい気がする。

選挙戦も終盤だ。 今回の選挙は、先の読めない選挙である。 なぜだろう?・・・・・・・。

 

 

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