先日「一人お泊り」に御出でになった孫娘は、帰り際に悩みを打ち明けた。 「私お手紙が書ける様に成りたいの。」 私は「ぎょ?」。 その動機がどうも「ラブレター」が書けるようになりたいらしい。 相手は「お父さんである」。 「お母さんにお父さんと結婚したい」とい言ったら、「それじゃあお母さんが離婚しなければならないね」と言われて、本人は相当に悩んでいるのである。 其処で考え付いたのが、お父さんに「ラブレターを書きたい。」と思いつき、字が書けるようになりたいそうである。
爺様としては、ここは一つ力にならなくてはなるまいと、文房具屋に出かけたが、「そうした教材は本屋さんにありますよ」といわれ、本屋で教材を入手した。
私のお小遣いでと、思って出かけたのが、大間違い。 大枚五千円でおつりがわずかであった。 我が子供の頃は、新聞広告の裏で勉強し、習字は新聞紙が練習用用紙であったが、今日ではその様なことなどなされることは無いようである。
いずれにしても次回「一人お泊り」の時には、先ずは「名前」が書けるようにしてやるつもりでいる。 このお嬢様の兄も四歳を過ぎた頃、「一人お泊り」にやってきて、文字を覚え始めた。 この年頃が一番いろんな事に興味を持ち始めるようである。
この孫娘も、三歳の中ごろからの記憶がはっきりしており、そうした能力は私に似たようである。
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