藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

蝉が鳴かないこの不思議さ

2021-07-03 10:19:28 | 日記・エッセイ・コラム

 七月に入っても、不思議とセミが鳴かない。 例年だと六月の中頃から泣き始めるのだが、この暑さの中、全然鳴き声が聞こえて来ない。 どうも自然界に異変が起き始めていて、野生の動物の食糧が乏しくなったのではなかろうか。 と言うのも、我が家の玄関先の家庭菜園は、鹿のえさ場となってしまった。 オマケに鹿の公衆トイレにもなった様だ。

     

 チゴユリの花が蕾を付けていたが、蕾だけ毟って食べて行く様だ。 ヌカゴには毒がある事を知っていて、一切手を付けていない。 この団地に来て30年に成るが、不思議なのは、周りが山なのにトンボが居ないのだ。 所々沢水が流れているので、「オニヤンマ」等が居てもおかしくないのだが、お目にかかれない。 蝶は春先からすべてお越しである。 山椒の木が有るので「アゲハ」は特に多いい。 そんな事を思っていたら、子供の頃、昆虫採集をしていて、重大発見をした事がある。 香港の一部と宮島にしか生息していないと言われた「宮島トンボ」を、雄、雌両方捕まえた事がある。 シオカラトンボと比べると小柄で細いのだが、小学生の自分にはそれが判らないので、シオカラトンボと一緒に箱に整理して研究会に出したら、広島大学の先生から捕まえた場所を聞いて来られた。 生息地以外で生息していたことで新聞に乗った。 「芋中」と言われた「庚午中学校」裏手にあった、遊水池がその場所だった。大きな水門が有り海水が時々はいる喫水域の調整池がそれだったが、私の姿が新聞に載った最初だった。 その他、太田川放水路にあった、通称「瓢箪池」でも発見したし、井口の実り団地の先の調整池でも発見して、広大の先生に感謝された。 しかしながら、今は調整池は無く成り、生息地は宮島だけに成ってしまった様だ。 ただ私の感覚では、アメリカ軍岩国基地の遊水池には、今でもいる気がしている。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 主将は山県亮太  | トップ | 眠れぬ一夜 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マリヤンカ)
2021-07-04 07:27:42
こちらも蝉がまだ鳴きません。去年はいつ頃鳴き始めたのか?記録しておいた方がいいかもしれません。去年はニイニイゼミとアブラゼミやクマゼミとヒグラシがほぼ同時期に鳴き始めたのでちょっと驚きました。

鹿が玄関先まで来るとは、大変ですね。
山に餌が無い、と同時に、鹿の数が増えすぎているのでしょうね。猟師のなりてが無い、と聞きました。
鹿やイノシシは我が家の近くには居ませんが、裏山にはタヌキやアライグマ、キツネが棲んでいます。
去年はお隣りへ行く山道(近道)の真ん中の「溜めふん」で悩まされました。

トンボは晴れた日にはたくさん飛び回っています。ヤンマもいます。
返信する
推測するに (藤森照幸)
2021-07-04 09:47:21
コメントから推測する処では、自然が豊かなところにお住いのようですね。 広島近郊では近頃、害獣騒動が勃発しています。 猪、ツキノワグマ、・・・団地の中を闊歩しています。 人的被害が無いのが救いです。
返信する

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事