藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

台風一過

2020-09-08 08:06:53 | 日記・エッセイ・コラム

 皆様には被害もなくお過ごしでしたでしょうか。 こんな形道理の文章を書くほど、TVが、「超強力台風」と捲し立てるので、これほど緊張して過ごしたのは、何年ぶりだろうか。 わいわい騒ぐ割には具体的や対応策の提示はなく、早めの避難ばかりが耳に付くばかりだった。 その中で、農家の方が水路の見回りに出て、水難事故にあわれるという報道が効かれた。 水路の管理は農家の生命線に近い。 出かけるなと言われてもいかざるを得ないのだ。 日本の農業が水田に頼っている限り、水路の見回りか欠かせない。 それに代わる技術、特に農業土木技術の開発が遅れている気がしてならない。 農村地帯で土木工事を長くやって来たのでその事が余計見えてくる。 国の施工基準を超えての工事はさせてもらえない。 そのくせ、新しい技術提案をしろと言うが、提案してもなかなか認めてくれない。 中には、溜池工事の補強工事を受けあって現場に行ってみたら、そんな補強工事より、堆積土砂の撤去が先だろうという現場がある。 浚渫工事の期間が有る程度決められていて、前回に工事が十分な検討のもとになされていないと、短期間に、土砂が堆積してしまっていることが有る。そんな工事がなされた後、集中豪雨が有ると、待っているのは惨事だ。 縦割り行政の欠点がそこにある。 特に安部、菅政権になってからはそれが強くなった。 地権者の言いなり行政とでもいった方が良いかもしれない。 危険を感じたら地権者を説得する努力をすべきだが、「崩壊事故が発生すれば本人たちも納得するだろうよ」的発想行政なのだ。 その裏には、地元議員が張り付いているから余計問題が難しい。 具体的な事犯をここに書くと其れが何処か判ってしまうので書けないのが残念だ。 人間が持つ「欲」がいかに大きな災害を引き起こすかそんな例は数多くある。

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