一文字違いで大違い。 台風殿は、九州の西側を北上してくれたようだ。 九州の山並みが、広島県を守ってくれた。 これが、九州の東側、豊後水道に入って北上すると、広島県は大きな被害が出る。 今一つ広島県に大きな被害をもたらすコースが有って、九州の西側を通った後、右に急旋回、山口県と島根県の沖、日本海を東に向かうと、台風の右半分に入って、多きな被害が出る。 この家に引っ越す前に住んで居た家は、この手の台風で、屋根瓦がすべて飛び、その後遺症で十年後に住めなくなって解体した。 「運」、「不運」とこれらを言うには少し感じが違うが、ほんの少し台風が進路を変えただけで、人命が失われることは確かにある。 そんな事を考えながら寝ていた昨晩だったが、目覚めてからは、持ち家などない方が気楽だと思い始めた。 十分な資金が有って、好条件の立地で、強度の強い建物ならば良いが‥‥、と言っても、今日のコンクリートは50年以上は強度が保てないのだ。 古代ギリシャの時代から使われてきたコンクリートが、ある時期から強度を失ったのだ。 大量生産に成功した産業革命頃から、コンクリートの強度が弱まったこの事実はあまり知られていない。 レンガの積み上げに使われているモルタルも同じだ。 ヨーロッパの三百年前のレンガ造りの建物が、五十年前に建てられたレンガ作りの家より強いこの差を今、専門家が研究しているそうだ。 世の中進歩したのか、ハタマタ退化しているのか‥‥、政治もどこか似ている気がする。
最新の画像[もっと見る]
-
烏何故なくの・・・・ 2週間前
-
烏何故なくの・・・・ 2週間前
-
本日のお出迎えは、・・・ 2週間前
-
この夏の「我が家の主」 2週間前
-
毎日心が痛んでいます 6ヶ月前
-
毎日心が痛んでいます 6ヶ月前
-
毎日心が痛んでいます 6ヶ月前
-
恐れ入り屋の鬼子母神 1年前
-
深夜二時 3年前
-
みんな暖かい方に身を寄せる 3年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます