藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

経済の建て直しは、安部晋三には出来ない。

2012-11-22 05:42:17 | 社会・経済

安部晋三自民党総裁も、パンドラの箱を空けてしまった。日本銀行法を改正し、政府の管理下に置くという。戦前の軍国時代の再来である。戦費を賄うため、国債を多発し、国民に多大な犠牲を強いた過去の教訓を、彼は知らないのだろうか。不勉強はなはだしい。国債で、市場のお金を巻き上げ戦費に投入、市民には増刷された紙幣が垂れ流された。終戦と共に国債は紙くずになり、市民生活は貧困を極めた。国民の血を吐いての努力で、国の再建を果たしたが、それは自民党の政策に拠るものではない。経団連などの努力により齎された繁栄を、自民党の政策でなされたように国民は思わされたのだ。ソニー、ナショナル、サンヨー等の電気メーカーに始まり、造船、自動車、等々自らの努力で戦後を生き抜き繁栄を築き上げた。その最前線には、低賃金の労働戦士が、それを支えた。その努力に対し、一部経営者は応える由り事により、事業の世界戦略を立てて、今日の繁栄を齎したのだ。決して自民党政治の力ではない。自民党は、そうした企業に媚を売り、政治資金を懐にして来た。企業の下請け政策を実行すればそれでよかった。しかし今日の世界情勢はそれを許さない。国際的トップの技術が詰め込まれたカバンを持って、今こそ政治家が、国際社会にセールスマンとして、活動する時が来たのだ。その中には、「非核社会の構築」「非戦論」「地球資源の共有化」「脱原発」等々の政策を背中に背負ってのトップ外交である。 

「国会答弁など副総理が代行すればよい。」

日本の総理は常に国際社会に対する、トップセールスマンであってほしい。

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