藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

どこか落着けない

2015-09-13 17:59:44 | 日記・エッセイ・コラム

 退院してきて丸一日過ぎたが、どこか落ち着かない。 なにかしら不安感がある。 点滴の抗生物質と、服薬の抗生物質は同じだが、体の受け止め方が違うようだ。 今朝は食事が出来なかった。 食事を見ると吐き気が起きる。 胃の負担が相当に大きいのであろう。

 今少し入院して居れば良かったのかと思うが、医師の判断は悪くなればまた来ればよいとの判断だったのである。 原生虫が脊髄に入り込んでいなかったのが幸いしたが、今年私の住む近郊で「マダニ」の被害者は入院したもの人だけで両手の指が塞がるそうである。

 その内、二名が亡くなられた。 脾臓に原生中が入り込み、血小板が破壊されて出血が止まらず亡くなられたそうである。 私と前後して入院された方も、病院の懸命の治療に関わらず亡くなられた。 まだ若いご婦人だったようである。 看護士が夜間の見回りに、一時間おきにやって来たことだけは記憶にあるが、余り重大に感じていなかった。

 二日目に脊髄液を抜いて検査されたときに初めて危機感を感じた。 と同時に医師の先生方は検査の結果に安堵されたらしい。 私の為に、四名の医師のチームが編成されての治療を行っていただいた。 ありがたいことであった。

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