藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

リベラル最高・・・がんばれリベラル派議員

2017-10-02 01:53:02 | 日記・エッセイ・コラム

 リベラルと呼ばれる議員が、議場から消えるとどうなるかは、戦争経験者世代は良くご存じであろう。 現実派と呼ばれる議員は何を以て現実ととらえているのであろうか。 「社会主義者」をリベラルと呼び、「資本主義者」を保守主義者と呼ぶ風潮があるが、大いに違うのではなかろうかと思う。

 社会主義者の中にも保守主義者が存在し、資本主義者の中にもリベラル派は存在する。 昨日広島市市議会議員の「山内まさあき」氏の後援会総会に参加した。 やっと四十歳台になった早稲田大学法学部出身のエリートであるが、ご両親は元教師で、大久野島の対岸で育ち、毒ガス被害者を目のあたりにして育った現実は、彼を政治に向かわせたようだ。 合わせて、ご両親は定年退職後、大久野島のガイドをされている。 そんな両親に育てられた彼は、典型的リベラルな人間である。 彼は広島市議会議員の中で、ただ一人の「社民党」議員だ。 国会解散風の吹き荒れる中での後援会総会であったが、今春結婚した彼に、奥さんの妊娠と言う「幸福風」が吹いたようで、会場は笑顔に包まれた。

 昨日インターネットで、希望の党にはいかないと宣言した、辻本清美氏の談話が紹介されていた。 社民党を飛び出した彼女だが、権力者には屈しない闘争心は変わってはいないようだ。

 「民進党の辻元清美・幹事長代行(衆院大阪10区)は30日、党本部で記者団に「リベラルの力と重要性を信じている。だから、私は行かない」と語り、衆院選では新党「希望の党」の公認候補として立候補しない考えを表明した。」

 希望の党代表の小池百合子・東京都知事は、安全保障法制への賛否などによって民進党の立候補予定者を希望の党の公認候補から排除する考えを示しており、民進党内から強い反発が出ていた。

 辻元氏は「小池氏は寛容な保守の立場から、私は現実的なリベラルの立場で、安倍政権を右から左から挟み撃ちにして倒せばいいのではないかなと思う」と語った。 と報道していた。 この考えを目にしたとき、現在の政治を変えることのできる唯一の「ジャンヌダルク」は、小池東京都知事ではなく、大阪のおばちゃん政治家、辻本清美氏ではなかろうかと思い始めている。

 

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