不動明王は、不思議と山岳信仰と繋がっている事が多いい。 洞窟の奥に磨崖仏の様な形で存在しているのが、 富山県中新川郡上市町大岩 大岩山日石寺の不動明王だ。
不動明王は、背の低い、ちょっと太めの童子型の造形が多く、怒りの表情をしています。目は天地眼(てんちげん)といって右目を天に向けて左目を地に向けていますよ。口は牙上下出といって右の牙を上に出して左の牙を下に出しています。炎の光背を背にし、手には剣と羂索(けんじゃく)を持っています。剣は大日如来の智慧の鋭さを表現しています。羂索とは煩悩を縛り悪の心を改心させる捕縛用の縄のことだそうです。 そうばかりではないのもいます。
両目とも吊り上ったのもおいでです。 此方の不動明王は、京都市左京区一乗寺の狸谷山(たぬきだにさん)不動院咤怒鬼(タヌキ)不動明王と呼ばれています。
洞窟の奥に彫られた石仏です。 短足胴長は私とソックリ。 私の守り本尊だけのことはあります。 この寺院には、多くの狸の置物が有るそうですが一度訪れたいと思っています。 狸親父の私にはぴったりのお寺の様です。
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