深山 霞の「霞的心」 妻の誕生日に「ウニ」をと思うが

今朝起きると、水仙が突然開花していた。昨日までの天候不順で遅れていたがやっと咲いた。　奥様の誕生日は明日であるが、やっと花も咲き始めたようである。　しかし、鶯の声はまだ聞かない。

奥様の誕生日が近づいてきたので、今日もスーパーの魚屋へ出かけたが「ウニ」が無い。「鮮魚部」の主任とは、 私が「なんでも鑑定団」に出演して以来の付き合いである。 彼が録画した「なんでも鑑定団」を見て、いつも買い物に行く私を覚えていた。

それ以来魚は、そのスーパーで買う。　彼に「あすウニが欲しい」と言うと、「高いので止めて方が良い。」と言う。　思わず「いつも北海道の函館産のウニが、千三百円位であるじゃーないか」と言うと、「それは天気が良い時のこと、この処　日本全国天気は大荒れ、ウニなんかは市場に出ても、スーパーで売るような値段じゃあ取引されないよ。」　と言われた。　という事は、私の様な年金生活者では、山陰島根産の「ウニ」すらも買えそうにない。　椴法華村の時々漁師の　「かわぐち　えいこう」　氏も、　この処、漁に出られないそうである。　東京や広島に、春一番が吹いても、麗らかな日和の日が来なければ、ウニの値段は下がりそうにないそうである。

誕生日のケーキを買うような歳でもなし。　花を送っても喜んで貰えそうにはない。　奥様への「おもてなし」は、何が良いであろうか。　ウーム・・・・・、　いい案が出て来ない。　とりあえず今朝は、図書館までの送迎でもしようと思う。　本さえ有れば、静かな一日を過ごして頂けるのでそれが良い。

私も食事の世話だけで済む。　出来れば「お友達」とお出かけくだされば、食事の世話も省けるのだが、・・・・・・・。