藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  雨が降っても・・・・・。

2013-06-20 00:50:26 | 社会・経済

やっと雨が降った。 雨が降ると体調がと心配したが、気圧が下がらないので思っていたより気温が低いだけ過ごしやすい。

005 我が団地の向かい側は、広島県の住宅公社が中国地方で最初に開発した住宅団地である。 高年齢化率が実に85%を超えている。

建設されたのが、昭和四十三年であるから遥か昔のことである。

夕刻になっても、いずれの家からも灯火が漏れてこない。空き家率も、30%を超えたらしい。 かつてこの団地も、この団地の子供だけの小学校が必要になり建設されたが、今や往時の生徒数の半分にも満たない。

政策の失敗作の一例である。 敷地面積が、二世帯住宅には向かない広さなのだ。要するに中途半端なだけの団地なのである。 夫婦二人には広いが、二世帯住宅建設には狭すぎる。

先ずは、団塊の世代の住宅を確保するために、作られた団地なのである。 その次の世代まで考えて作られたものではない。 明かりが点かない団地ほど、どこかうら悲しく感じる。 私の姉夫婦もこの団地暮らしである。 85と77の歳の老夫婦である。 その家が我が家からよく見える分、気になって仕方ない。 それにしても空梅雨の次は、豪雨注意予報である。 二日間で200ミリを越す雨量が予想されている。ダムもこれで一気に満水に成りそうである。 豪雨による災害がなければ良いがと心配している。 

本日は肺と心臓の検査日である。果たして石綿による内膜の肥厚はどれくらい進行しているか、昼までには判明するだろうが、判明しても治療方法がない。 座して病気の進行を待つのみである。 日々「禅」の修行を行っているようなものである。 あるがままを受け入れて、思い付くままに行動する。 そんな毎日は少し退屈ではある。 「旗本退屈男」の心境が少しだけわかる気がする。

深夜目覚め、思いつくまましたためた。 雨音のみ聞こえて来る。 静かな夜である。

 「雨音の 心に滲みる 静寂は 心癒して 余り有りしよ」

追記

検査結果  気管支に炎症を起こす菌が取り付いているそうだ。 今日から一週間、抗生物質の服用を命ぜられた。 時々この菌が暴れていたらしい。 原因が判明したので一安心。

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