藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

ハックルベリー・フィーン

2019-09-24 14:44:23 | 日記・エッセイ・コラム

 小学校3年生のとき読んだ、「ハックルベリー・フィーンの冒険」は今でもよく覚えている。 最初「トムソーヤの冒険」を読んだ後、学校の図書館にあった、「冒険」という題がつく本をみな読んだ。 その中で、「ハックルベリー・フィーンの冒険」が一番私の心を捕えたようで、夏休みの宿題として感想文を書いたら、担任の先生が居残りで清書させた。 何故清書させられたのかは、その時は判らなかったが、貧乏人の私には原稿用紙など無くて、広告紙の裏に書いていた記憶が有る。 この先生は、平生から宿題などの提出物は、広告の裏などを使うことを奨励し呉れていたのだ。 しかし此の時は、自前の原稿用紙を手渡され、「清書しなさい」と言われて不思議な気持ちだったことは確かだ。 それは、地元の新聞社の感想文コンクールに応募するためだった事は、後に「表彰式に行きなさい」と言われて初めて知った。 脱走した知人の黒人奴隷と、酒乱の父親から逃げ出したハックルベリーの逃走劇は、私が最も興奮した物語だったことは間違いない。 後に長じて、この物語がアメリカ初めての、本格小説と言われたことを知ったのは、成人後であった。 その時から、ニックネームの「ハックルベリー」が、なんだか野イチゴのような感覚の名前だなあと思ていたが、本日ブログ「Weekli なとなくagain」(https://blog.goo.ne.jp/movie9song)をお尋ねしてみて!!!!・・・。 やはり野生の植物だった。 私の感性は捨てたものでもないと自画自賛している。 オハイオ川を横断して、黒人奴隷が自由になれる州にと、共に逃亡、冒険を繰り広げた、スケールの大きな話だったが、55年経ったらその本は、何処へ冒険の旅に出かけたのやら、手元に残っていない。 残っているのは記憶だけだ。

 ハックルベリーは、   こんな花で  こんな実だそうだ。


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