藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

一時間ほどの日差し

2019-11-28 16:09:02 | 日記・エッセイ・コラム

 三時から、一時間ほど日が差しましたが、再び雲に隠れました。 北からの風は冷たく、家から出る気がしません。 ベランダも、中からのぞくだけ。 獣の気配も一切なし。 カラスも鳴かない不思議な時間が進んで行きます。 「不気味」と言った方が良いのでしょうか。 何れにしても、日の入り前の静けさは、将に晩秋の風情です。 先程から、同い年の女の子の命日が近いと、思い出していました。 なぜ思い出したのか分かりませんが、ふと生まれ故郷の駅前の事を考えていたら、その女の子の親が経営するお肉屋さんがあって、その店の奥で、一緒に宿題をやっていたことが有ったのを思い出したのだった。 23年の短い人生だった彼女だが、出産時に判った脳腫瘍で一年後に旅立っていった。 残された子供を、おばあさんがそれは可愛がっていたが、どうして居るだろうか。 なんか私の頭の中も晩秋めいて来たのだろうか。 晩秋は人恋しくする。

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