三時から、一時間ほど日が差しましたが、再び雲に隠れました。 北からの風は冷たく、家から出る気がしません。 ベランダも、中からのぞくだけ。 獣の気配も一切なし。 カラスも鳴かない不思議な時間が進んで行きます。 「不気味」と言った方が良いのでしょうか。 何れにしても、日の入り前の静けさは、将に晩秋の風情です。 先程から、同い年の女の子の命日が近いと、思い出していました。 なぜ思い出したのか分かりませんが、ふと生まれ故郷の駅前の事を考えていたら、その女の子の親が経営するお肉屋さんがあって、その店の奥で、一緒に宿題をやっていたことが有ったのを思い出したのだった。 23年の短い人生だった彼女だが、出産時に判った脳腫瘍で一年後に旅立っていった。 残された子供を、おばあさんがそれは可愛がっていたが、どうして居るだろうか。 なんか私の頭の中も晩秋めいて来たのだろうか。 晩秋は人恋しくする。
最新の画像[もっと見る]
-
烏何故なくの・・・・ 2週間前
-
烏何故なくの・・・・ 2週間前
-
本日のお出迎えは、・・・ 2週間前
-
この夏の「我が家の主」 2週間前
-
毎日心が痛んでいます 6ヶ月前
-
毎日心が痛んでいます 6ヶ月前
-
毎日心が痛んでいます 6ヶ月前
-
恐れ入り屋の鬼子母神 1年前
-
深夜二時 3年前
-
みんな暖かい方に身を寄せる 3年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます