日本人の欠点は、一度良かった事が、二度目も同じ結果を出すと、思い違いをすることだ。 「二度ある事は三度ある」、 この諺には、確かに確証に近い物が有る。 二度同じ結果が出るという事は、その行為に欠点が無いからだ。 しかしながら、前回とは違った条件や、歴史的流れや、経済的状況や、他の色々な条件が加味される 「オリンピック」 や 「万博」 などは、同じ柳の下に二匹目の 「ドジョウ」 がいること自体奇跡に近い。 そういった企画に、国や地方の公的資金を投入することが、果たして良い結果をもたらすかと言えば、いささか疑問である。 特に気象条件など、大きな変化が近年目立ち始めた中での 「オリンピック」。 天候不順や猛暑の中での競技など、・・・・?と思うのだが。 それでも 「前売り券」 が売れてしまえばそれまでよ。 大会関係者の読みはそれくらいの読みであろう。 暑さの中の 「ボランティア」 対策や、 いやいや少子化の現代社会の中、無償の 「ボランティア」 より、人手不足の中の 「アルバイト」 の方がよっぽどよかろうと思う。 前回の 「万博」 も、好景気の中、企業の社員旅行に 「万博」 などと言う 「のりのり」 の時代での開催だったが、今回は違うのが顕著である。 「オーバーワーク」の、顕著化。 人手不足の中、「休みなどましてや社員旅行などもっての外」 的要因が存在する。 人口の一点集中も大きい要件だ。 地方の過疎化は、大阪などへ繰り出す地方の人口が存在するのか・・・・・?。 同じ金を使うなら、海外・・・・。 又、PCの前で、仮想の観光が出来る時代、本物志向が強くなってきた時代に、各国のブースにどれだけの人が集まると言うのだろうか。 どうしても知りたい、見てみたいものが有るのだろうかと考えると、そんなものはその国に行かなく多は見られない。 例えば名画など、すでに公開されているし、宇宙船も本物は日本にも存在する。 浮かれているのは政治家だけの様な気がするのだが、・・・・・・。
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