深山 霞の「霞的心」 鵺の存在

「鵺」なるものの存在を信じたくなった。

今の自民党は正に「鵺」である。

その存在は、平安の昔に遡るという。

以来その形態は諸説あるようである。

正に「自民党」のような掴み所のない正体不明の所が似ている。　というより、「自民党」の様な形態をもつものを「鵺」と呼んできたのではなかろうか。

安倍政権は、いよいよ嘗ての「薩長財閥」のための政策を強引に進めようと躍起である。

フランスまでも巻き込んでの日立、東芝、三菱、・・・・・・、「原子力村」の復活に、先頭になって張り切っているようであるが、フランスの燃料棒製作技術も、疑問が出始めたらしい。

プルサーマルなる「鵺」の様な燃料棒を制作すると、数％の確率で欠陥商品が出来るらしい。

原子力空母や、潜水艦にはプルサーマルなど絶対に使わないそうである。　魔法の杖のプルサーマルが優れているなら、とっくにアメリカが使用したはずである。

原子力空母や、潜水艦の蒸気発生機の技術は、民間には公開されていない。

されていないから、アメリカ、ロシアが独占的に原子力潜水艦を持っているのだそうである。

原発技術は、完成された技術では無いことだけは確かである。

日本国民の５６％の人々が、「鵺」の足だけ見たり、尻尾だけ見たりして善し悪しを判断しているように感じてならない。　とはいっても、他の政党が余りにも不甲斐なさすぎる。　「鵺」以上に正体不明な状態となっている。　どうも「マニフェスト」なるものが出てきてから、おかしくなった様である。　もしかして「マニフェスト」こそ、「鵺」なのかもしれない。