深山 霞の「霞的心」 「爺婆右往左往」

　我が家に小型台風が、二十二日十七時半に上陸した。　満四歳三ヶ月の孫の「一人お泊り」である。　「一人でお泊り」をするのが長年の夢であったお嬢様は、クッキング用前掛けまで持参して遣って来た。

夕食は「たこ焼きがいい」との申し出で、たこ焼き作りに挑戦である。　人生初めて「包丁」を使い、「たこ」を慎重にお切りになりご満悦であった。　

　翌日は、島根県浜田市にある水族館「アクオス」に出かけ、シロイルカの「バブルリング」を堪能されたが、爺婆の方はくたくたに疲れ果てて、本日までブログの更新も出来ずの状態になった。

大好きな「ニモ」のモデルに出会い、ご満悦である。しかし、本当の彼女の真骨頂は、この水族館の外の海浜公園であった。

　　

小学校高学年も怖がるジャングルジムを楽しんで公園中を走り回り、我妻「あかね」様もその後を付いて回るのに草臥れたご様子であったが、愚痴も言わず一日中お相手を最後までして頂いた。　婆様、ご苦労様でした。

　私はベンチに座ってただ眺めるだけ。

話は変わるが、島根県は不思議な県である。

　「原発」が松江市鹿島町に存在し、「日本最大級の火力発電所」もここ、島根県浜田市に存在する。　加えて、この写真の様に「風力発電」先進県でもある。

この風力発電所を間近で見ようと思っていたが、「お孫様」は海浜公園の方がお気に入りで夕刻になるまで、帰宅に賛同いただけなかった。

　我が家に辿り着いたのは、十九時を過ぎていた。　

わが町は夕闇の中であった。