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 藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  なんだか戦前に回帰しつつあるみたい

2013-10-15 16:20:53 | 社会・経済

 亡くなった親父から聞いていた、「戦前の軍国主義」社会の形態に、なんだか回帰しつつあるようだ。 「特定秘密保護法」なる物が検討され始めたそうである。 その内容は、はっきりと伝わっては来ない。 「戦前の軍隊に都合の悪い事は蓋をする」形式が、何処か復活しつつあるようだ。 防衛庁出身者の国会議員が、きな臭い発言をし始めている。 「海外派兵」と取り混ぜて、煙幕弾でも発射したのか煙に巻かれそうである。

 まさか「特高警察」や、自衛隊の中に「憲兵隊」ができて、「法治国家」の中に「治外法権」が復活するのではなかろうかと危惧している。

 このところいま一つ理解でき無いのが、「山本太郎」参議院議員の隠し子問題である。 その子は、「山本太郎」氏が認知しているのに「隠し子?」。 そのような子供は隠し子とは言わないでしょう。 

どうも今日のマスコミは、自らの記事に責任を持つ気概が無い様である。 大体にそのような個人情報が流れ出すこと事態に問題がある。 そんな状態だから、「特定秘密保護法」なる胡散臭い法律が必要だと言い始める政治家が出てくるのだ。 「主権在民」である。 国民の前には、如何なる秘密があってはならない。 よく言われる「外交的秘密事項」など、もっての外である。 秘密事項が存在するから、問題が複雑になり、最後には暴力的手段での解決しかなくなる事は、昭和の始めに、日本人は痛いほど経験してきたが、今再び同じような落とし穴に落ちようとしているように感じてならないのは私だけであろうか。 

 国鉄民営化でのJR北海道の現状。 核保有能力を確保する為の「原発」開発。 郵政民営化後の郵便料金の値上げ。 消費税増税・・・・・・・どうも政治が、きな臭く感じる。 

 今私が不思議に感じているのが、「生活保護費」の問題である。 この制度の不思議な所は、「三親等以内の親族」は、生活困窮者の生活を保障しなくてはならない事になっている。 三親等以内の親族と、ろくに行き来しない現代社会、戦前の家長制度的感覚を残した法律が存在する事が不思議である。 現代の子供たちからすると「生んでくださいとお願いした覚えは無い」と言うに違いない。 雅にその通りである。

 こんな社会で、少子化問題を議論しても出産率など上がるはずが無い。 

 「親は親」 「子供は子供」 ここに独立した生活が出来る社会を、どう構築するのか知恵を搾り出すのが、「政治家」の仕事ではないのだろうか。 その仕事が出来ない「政治家」は、「歳費」を国庫に返納して欲しい。 「一年に一案」、個人で「施策」や、「法律案」の提示が出来ない国会議員はお止め願いたいと思う今日この頃である。