藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」   広島県知事選挙まであと一ヶ月

2013-10-13 06:52:41 | 社会・経済

 広島県知事選挙まで一ヶ月をきった。 現職の湯崎 英彦氏と共産党新人の一騎打ちになりそうである。

 一期目の湯崎知事の実績は、75点と言った所だろうか。 ただ特筆するなら、自然形態保護の考えはなかなか良いと評価したい。 父親の広大教授は被爆者問題の研究者だけに、被爆者対策については積極的である。 元々は通産省の役人であったが、実業界に若くして転進し、今日に至っている。 高校生時代は、私の後輩に当たる「吉川晃司」と当時広島の女子高校生の人気を二分していた事はつとに有名である。

 この知事なかなかの曲者で、第三子出産時には、育休をを取った事で大阪「橋元」知事とは犬猿の仲になった。

 私は、この知事に対して好感を持っている。 「福山鞆の浦景観問題」は「歴史的景観を残す」と決断をした。 福山市長が主張して当選してきた埋め立て架橋計画を認可しなかった。 人気取りの政治をしない。 気骨がある。 前「藤田雄山」知事に比して明らかに自己主張を持っている。 がしかし、市民視線も持ち合わせている所が面白い。 やはり高校生時代、女子高生にモテタ影響がこのあたりに出ているように思う。

 同じ経産省出身者の松井広島市長とは、一味違う。 松井市長はただ単なる「おぼちゃま」である。 

 市民感覚が無い。 優柔不断である。 議員の顔色を伺いながらの、手探り政治に終始している。 被爆二世であるが、市民からの突き上げでやっと、「脱原発」発言を始めた。 経産省からの天下り副市長で在ったから、声高に「脱原発」とは言えなかったのである。

 しかし、このまま二人だけの選挙では盛り上がりに欠ける。 真に冷え込んだ広島の経済を、どう立て直すのか「本格的議論」のできる第三の候補者の出現を期待している。 広島県と、島根県との合併を打ち出すくらいの発想のできる人材はいないものだろうか。 中国州を見据えて、岡山、鳥取両県の合併の提案位できる候補者が欲しい。

 このあたりで中国地方に大きな政治的風を起こしてほしいものである。

コメント
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