昨日は、奥様「あかね」様のうん回目の誕生日であった。三日には我が奥様、初めて「デモ」なるものに参加された。 私の幼馴染に誘われて(とは言っても、奥様と同じ職業である)、お出かけになった。 「脱原発」の集会と、その後「デモ」行進したらしい。
お帰りになると事、午後十時過ぎ。 「デモ」行進の後、懇親会があったらしい。 広島大学の学生運動家も参加していたらしく、懇親会で学生と討論したらしい。
「あかね」様曰く、「近頃の学生は勉強していないのに驚いた」。 学生運動の歴史も知らず「中核派」だそうだと嘆いた。 それより私の方が驚いている。 人生で初めて「デモ」に参加し、「中核派」の学生を論破してみせるとは、読書恐るべしである。
学生の弁 「体制側に立つ御用学者は追放すべし」。
「あかね」様の弁 「広島大学は、元は国立大学でしょ。 御用学者以外そこに存在する訳がない。 それが嫌なら先ずは、御用学者より偉くなることね。」
学生 「・・・・・・・」。
我が奥様、そんな一撃でとどめを刺すような事を、言い放つとは思いもよらなかった。
しかし、ひと晩経っても興奮が治まらなかったらしい。 「デモ行進も、スマートさが無かったのよね、スマートさが。 あれでは市民が注目してくれないわ。」
どうやら我が家の奥様は、読書派から行動派に転向されたらしい。
どうも東京周辺にお住まいの、「ブログ」広場の皆さんの影響を多大に受けたようである。