藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

深山 霞の「霞的心」  おや!コース変更なの。

2013-03-08 14:22:35 | インポート

オスプッレーが、岩国基地に帰ってきた。 夜間飛行訓練だそうである。 沖縄に行ったオスプレーが、わざわざ岩国にご帰還してまでする訓練とは、如何なるものか知りたいものである。 

当初ブラックルートと呼ばれる、ルートでの訓練であろうと予想されたが、そうではないそうである。 なーるほど。 「ブラックルート」と呼ばれるルートは、住民の反対運動が功を奏し、騒音測定器が昨年末から今年の二月中に配置された。 地方自治体が、騒音の実数値を計り、それを元に低空飛行訓練の反対運動をしようと始めたのだ。 不思議と、山口県、島根県、広島県の低空飛行被害地区が共同歩調を取る結果となった。

米軍もこれには参ったようである。 70ホーンを超える騒音を立てながら行われる低空飛行訓練は、授業中の小学生が驚いて机の下に潜り込むそうである。 一昨日、「北広島町」の町議会選挙の応援に出かけて、訓練空域の先生たちの生の声を聞きびっくりした。 特に東北震災以後、子供たちは音や揺れに敏感になり、落ち着きが亡くなったそうである。 しかし、一月に騒音測定器が設置されてから、米軍機の高度が高くなって、少し騒音が減ったそうだ。

さすがの米軍も、騒音測定器なる「具体的計測器」には抵抗しづらいようである。 変わって今回の訓練空域は、宮崎県、大分県、熊本県中心のイエロールートになったそうであるが、昨夜になりはたまた変更になったそうである。

再変更後のルートは四国縦断ルートであり、なぜ変更されたのか不思議に思い、色々つてを頼りに聞き合わせて見ると、九州の三県出身国会議員が、総理に直談判したようだ。 この九州三県は、乳牛の飼育が盛んで、過去にも米軍の低空飛行訓練で、乳牛の出が悪くなり農家からの苦情が国会議員に殺到したそうである。 さもありなん。 背に腹は代えられぬ。 国会議員は票には代えられぬ。 このような時は、国会議員はよく働く。 そうなるとルート変更された四国に、被害がなければ良いのだが。 「カラス」がぶっつかってもすぐ落ちるオスプレーのことだ。 石鎚山に激突・・・・・なんてないでしょうかねー。

コメント (1)
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