FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

アメリカの景気は未だ脆弱状態か。 今日は90円の節目を超えることが出来るのか。

2013-01-15 10:25:42 | 日記
<アメリカの景気は未だ脆弱状態か>
昨夜のNY市場は、NYダウの下落スタートを眺めてリスクオフの円買いの影響から軟調推移が続き、89.08円の安値まで軟化しました。 その後NYダウの持ち直しとともに米10年債利回りが上昇(1.86%台)すると89.30円台を回復しました。 下値の堅さを改めて確認した事で引けにかけてじりじりと89.48円まで上昇。 バーナンキFRB議長が、”米国の景気回復は依然として比較的ぜい弱”  ”インフレは非常に低い”  ”積極的な金融政策は正当化される” などの見解が流れると10銭ほど緩んで89.37円で終わっています。

今夜、米国では12月の小売売上高が発表されます。 GDPの7割を占める個人消費の動向は米景気のけん引役であり、個人消費の動向を示すクリスマス商戦期の小売売上高は特に注目されるところです。

<今日の抵抗線・指示線>
R1 89.65  R2 89.75  R3 89.95
S1 89.08  S2 89.00  S3 88.75

昨日同様に90円の節目が大きなテーマとなっていますが、忘れてはならない事として達成感の疲労から大きく調整される可能性を秘めている事です。 このところいろいろ情報を読んでいると、ミセス渡辺はここ数日間大きく売り込んでいるとの話もあるようです。