FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

”身自由 心自在” の言葉の如く、筆者も鎖を切り羽ばたく時が来たか。

2013-01-29 08:43:56 | 日記
<”身自由 心自在” とは何か>
筆者が勤務する会社は、新たに開発されている工業団地の中にあります。 現在、未だ建設中の建物も数棟有りますが、完成すれば全部で20棟位のビルが立ち並ぶ中規模の工業団地となります。 既に完成されたビルには、自社の広告を掲げる会社もあります。 その広告(中国のブランド企業の広告)の中に目を引く言葉が一つ有ります。

”身自由 心自在” と言うキャッチフレーズがありますが、非常に感動を覚えた中国の言葉として脳裏に刻まれました。 中国語の意味は読者の皆様にはご理解いただける内容だと思います。 人生をデタラメに生きればいいと言う訳ではありませんが、筆者にとって考えさせられる部分が多々あります。

中国社会に溶け込み、中国の会社において自分の能力で何処まで登りつめられるかの挑戦の旅が続いています。 サラリーマンとしては登りつめ4社のトップになりましたが、やはり中国の社会において踏み込んだらならない部分がある事に気が付き始めました。 実権は絶対に握らせない、あくまでも対外的なお飾りの経営者であり、内容を知れば知るほど中国人の拝金主義の実態が如実に暴露された結果となりました。

筆者の友人は、筆者のことを中国人に飼われているポチと呼んでくれます。 実権の無いお飾りの経営者に取っては、 ”身自由 心自在” などと言う言葉は存在しません。 友人の言葉通り、本当にポチになったのかも知れません。 最近、こんなハプニングが起きました。 筆者が勤務する会社が3年後位に中国版ナスダックに上場する可能性が出ており、筆者にも5%の株券の権利を譲っていただける話となりました。 結果、権利が譲渡されれば引き換えに鎖につながれた奴隷となりかねない雰囲気となってきており、オーナーの発言はとどまることなくどんどん要求事が膨らみ始めてきました。

筆者も人の子であり、金銭欲が無いわけではありませんが、鎖につながれた奴隷生活が今後10年も続くのかと思うと心が畏縮してしまいそうです。 子育てが終わり、子供たちから残りの人生好きな事をして生きれば良いと言われ、再び中国社会での戦いが始まりましたが、結果は鎖につながれた奴隷ではあまりにも空しいではありませんか。

本当の、”身自由 心自在” を手に入れる為にそろそろ鎖を切り、羽ばたく時期が近付いてきたのかと思い始めてきました。