FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

急激な円安政策は世界から批判を受ける結果となるのではないか。

2013-01-26 08:40:41 | 日記
今朝、バス通勤の中で多くの学生たちが大きな荷物を持って故郷へ向かう姿が目につきました。 いよいよ春節ムードが高まりつつあります。 筆者も残すとこ10日間で帰国となりますが、生活スタイルを完全に中国社会に合わせないとならない自分の姿に思わず笑ってしまいます。

会社の従業員から少し早目に帰らせて欲しいとの要求が毎日出てきます。 超繁忙期であり、統制が取れないこともあり、許すことは出来ないと言いだすとどんどん雪崩現象のように辞めていくのに頭を抱えています。 家族との絆が強い中国では、このシーズンだけは里心がつくといてもたってもいられなくなるのでしょうか。 早くこの厄介なシーズンが無事終わってくれることを祈るだけです。

<急激な円安は海外からの批判が出始めるのではないか>
25日のNY外国為替市場で円相場は続落し、対ドルで一時、2010年6月以来の円安・ドル高水準となる91.19円をつけました。 2012年12月の日本の全国消費者物価指数(CPI)が前年比0.2%低下の99.4と2カ月連続で下落したことを受け、日銀がデフレ脱却に向けて一段の緩和に動くとの観測が強まったことが要因のようでした。

終盤の取引でドル・円は0.6%高の90.88円。 一時、90.75円と91円水準にあるとみられていたオプションバリアを突破し、91.19円までドル買いが進んでいました。

日本の通貨政策をめぐっては、海外からの批判が目立ち始める一方、日本の高官からはこうした批判は当たらないとする発言が出ています。 円安傾向は依然強いものの、海外の政治家と日本の当局者の間でのこうした応酬が相場をいっそう不安定にする可能性が出るのではないでしょうか。