先月『おくりびと』を観に行った時は、観客は私としうさんの二人だけ。
私たちだけのために、暖房を入れ映写機を回してもらうなんて申し訳ない
(おまけにシニア料金で格安!)と思いつつ
あたりはばからず、思い切り泣くことができたのでした。
滝田洋二郎監督は『熱帯楽園倶楽部』を観て以来、なにげに注目していました。
風間杜夫のタイ人化けっぷりが見事なこの映画は、
ことあるごとに語り草にするほど、私もしうさんも大好きな作品。
滝田監督のプロフィールの中では小さな扱いなんだけどね、この映画。
『僕らはみんな生きている』と合わせて、東南アジアシリーズ、
もっと作って欲しかったんだけど、あれは脚本の一色さんの仕事だったのかな。
その後、新選組にハマっていた頃『壬生義士伝』を観て
クレジットで滝田監督と知り、ちょっと意外に思ったものの
世の中のはじっこあたりを描く味のある作品を作る人だなあ、
ツボも心得てるし、わかりやすいし、と印象に残ったのでした。
大作、話題作をボンボン出していたわけではなかったと思うんだけど
こういう監督の映画がアカデミー賞を獲るんだねえ。
私たちだけのために、暖房を入れ映写機を回してもらうなんて申し訳ない
(おまけにシニア料金で格安!)と思いつつ
あたりはばからず、思い切り泣くことができたのでした。
滝田洋二郎監督は『熱帯楽園倶楽部』を観て以来、なにげに注目していました。
風間杜夫のタイ人化けっぷりが見事なこの映画は、
ことあるごとに語り草にするほど、私もしうさんも大好きな作品。
滝田監督のプロフィールの中では小さな扱いなんだけどね、この映画。
『僕らはみんな生きている』と合わせて、東南アジアシリーズ、
もっと作って欲しかったんだけど、あれは脚本の一色さんの仕事だったのかな。
その後、新選組にハマっていた頃『壬生義士伝』を観て
クレジットで滝田監督と知り、ちょっと意外に思ったものの
世の中のはじっこあたりを描く味のある作品を作る人だなあ、
ツボも心得てるし、わかりやすいし、と印象に残ったのでした。
大作、話題作をボンボン出していたわけではなかったと思うんだけど
こういう監督の映画がアカデミー賞を獲るんだねえ。