この日は朝から曇り、途中雨がぱらつく天気で
でもこんな日の京都はまたはんなりで素敵なんです
ゑびす神社と六波羅蜜寺と経由してついでに立ち寄ったねねの道。
写真の腕がもうちょっとよかったらなぁ・・・
とか思いつつ見つけた看板
こういうの大っ好きなんですよねぇ
案内のおじさんに聞いてみたら高台寺と円徳院の両方で展示してるとのこと。
しかも8月いっぱいで終了やん!
入るしかないでしょう!!
お得な共通券を買ってまずは円徳院へ。
ば~ん
入って最初のお部屋で幽霊に遭遇
実はお盆の時期にこの幽霊の掛け軸を出してきて
このように線香の煙で供養するという慣わしなんだそう。
知らなかったぁ・・・
学生の時に教科書かなんかで幽霊の掛け軸の写真を見てから
一回実物見てみたいなぁって思ってたので
思わぬところで出会ってうれしびっくり。
そしてこれがお目当ての百鬼夜行
古くから道具は百年経つと精霊が宿るといわれていて、九十九年目に精霊が宿る前に捨てる習慣ができ、捨てられた道具が化け物に変わるといわれていたそうです。
百鬼夜行とはその捨てられた古道具が形を化け物や妖怪に姿を変えて夜の闇の中を行列し、俳徊することなんです。
日本では古来、生き物と同じく道具にも魂が宿っていて道具を大切にするという意味を込めて描かれているんですよ。
私なんかはちょっとかわいい
とか思っちゃうタイプなんですけど
ジブリの『平成狸ぽんぽこ』でも百鬼夜行のシーンがでてきますね。
この後行った高台寺にも百鬼夜行やら極楽、地獄絵図など展示してありました。
が、残念ながらこちらは撮影NG
しっかり目に焼き付けてきました。
御朱印もしっかりいただいて
雨の京都を堪能したのでした。
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