eskapi-blog (てくてく京都♪)

京都にある多国籍料理店、eskapi店主の徒然日記です。

ひとり事

2014-10-14 | ひとりごと
自分のやりたい事をやってるはずなのにどこか窮屈で、楽しいはずの事も楽しく感じられなかったり、気持ちも身体もダルく重くなっていく。これでいいのか、何が自分にとっていいのか、自分らしささえ分からなくなる。

今回旅行に出て、自分に嘘をついて生活をしていた自分に気がついた。

もともと真面目な完璧主義者ゆえ、いつの間にか、“やりたい事”が“やらなければならない事”に変わっていて、他人の目を気にして、気にしすぎて、自分の為ではなく他人様のお眼鏡に叶うようにできる限りの努力をしようとしてしまう。

多少の努力は必要なのだけど、私の場合、ちょっと力を抜いたほうが物事がうまくいくことは自分でも分かってる。
分かっていても出来ないからしんどくなる事も分かる。だから頑張って力を抜こうとまた努力する。で、また努力してる自分に疲れてしまう変な悪循環。

海外のお店などで、日本のようにマニュアル的に愛想良くしているお店はほぼないのです。こっちの言ってることが通じなかったらあからさまに「はぁ?何こいつ」って嫌な顔されるし、携帯をいじりながらの店番なんてのもごくごく普通。
日本で同じ接客をやったらすぐさま叩かれて終わりでしょうね。

でも、ここまでとは行かなくても、あぁこれでいいんだ…と思ったのです。

自分の言いたい事をそのまま人に伝える事が苦手で、1度飲み込んで、とっさに返せず悔しくてあとあと苦い思いをする経験も多々。
自分の気持ちを隠して苦手な事や人と付き合う事も多々。

気持ちを隠した所で、あとあと文句はたくさん出てくるものの、良い事はほぼない。

だったら飲み込まなかったらいい。言いたいことはよっぽど相手を不快にさせるものでない限り言ったらいいし、嫌なことはきっぱり断ればいいし、辞めたらいい。わざわざがんばって自分に不利益な物事と付き合う必要はない。
とにかく自分の気持ちに正直に頭や身体を動かせばいいんだ。

それで去っていくものは自分にとっては必要のないもの。今まで頑張って必要のないものに注いできた力を、残った必要なものに代わりに注いだらいい。

自分がやりたいと思う事をやり、やりたくないことはやらない。自分が1番気持ち良い方へ自分を向ける。
そうしていれば自ずと自分らしさというものは出てくるはず。

怠慢だって言われても、それはその人の価値観であり、その人の価値観が世間一般の価値観かと言われるとそうではない。もちろん自分の価値観ではないのだから、それによって一喜一憂する必要もない。








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