今宮神社の東門を出たところに
向かい合っている、「いち和」と「かざりや」
どちらもあぶり餅のお店。
あぶり餅とは、きな粉をまぶした小さなお餅を、
竹串に刺して炭火であぶった後、白味噌の甘だれをかけた餅菓子。
店頭で炭火で焼かれています。
どっちのお店も日本で最も古い和菓子屋と言われているんだとか。
私が入ったのは
いち和(正式名は一文字屋和輔)
創業は長保2年なんだとか
この日は晴れたりいきなり雪が降ってきたりで、
自転車のハンドルを握ってた手は手袋してても
寒さで真っ赤っ赤!感覚がほぼなくなってました
しもやけにならへんかちょっと心配。
ストーブのたかれた座敷はとても暖かく、
あぶり餅が出きるまでずっと手をかざしてました。
焼きあがったころには手の感覚もすっかり戻ってました。
あぶり餅15本 500円は
とろ~っとした白味噌たれと香ばしいきなこの風味がやっぱしおいしい
15本!?てびっくりされる方もいらっしゃるかもですが、
お餅は小ぶりやし、おいしいのでペロッと平らげられますよ
雪が落ち着くまでほっこりさせていただきました。
過去に疫病が蔓延した時には、あぶり餅を人々に振舞ったとも言われていて
あぶり餅に使われている竹串には、
今宮神社に奉納された斎串(いぐし)を使っていて、
病気平癒や厄除けの御利益があると伝えられています。
お隣のかざりやのあぶり餅も食べたことがあるのですが、
あまり味に変わりはないものの、
なんとな~く、いち和のほうが私は好きです。
いち和のほうが味がまったりで、かざりやはあっさり・・・なような気がする・・・??
こればっかりは好みの問題ですね。
さぁこれでしばらく病気しないぞ~
いち和
京都市北区紫野今宮庁69
電話:075-492-6852
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日