笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

何故、骨盤前傾するの?

2013-07-08 20:46:23 | 日記
先日から当院ホームページに当社の「社長ブログ」が始まりました。

場所は深圧トップページの一番下です。

社長は、もともと松本院長の患者でした。

股関節の事や、当院の事など様々なブログを投稿予定です。

是非、チェックしてみて下さい。





変形性股関節症の特徴的として有名な「骨盤前傾」姿勢。

中央の写真が正常の骨盤の位置。向かって左が「骨盤前傾」姿勢。


身体を横から見た時に骨盤が前に傾いている状態です。


骨盤前傾になると、他の身体の部位にも影響が及びます。


まず「腰骨の前弯」姿勢。

左が正常。右が骨盤前傾位の、腰骨前弯した姿勢。


これは、腰の骨が反った状態です。


もう1つ「膝の屈曲」姿勢。

これは字のまま膝が少し曲がった状態です。


このような2つの姿勢を「代償姿勢」と言います。


上記の、おおもとの原因は、いったい何でしょうか?


勿論、人によって原因は様々ですが、一番多い原因は「股関節の伸展制限」と考えています。



これは、股関節が後に伸びない、言い換えると股関節が常に屈曲(曲がっている)姿勢と言えます。


では何故、股関節に伸展制限が出来てしまうのでしょう?

それも理由は色々あるのですが、股関節の屈曲に関わる筋肉のどれかが、

病気になってしまっている事が多いように思われます。

屈曲に関わる筋肉とは、簡単に位置を説明すると、身体の前側にある股関節の筋肉の事を指します。


私が考えている筋肉は5つ。

「腸腰筋」


「大腿直筋」

黄色い斜線で囲った筋肉が大腿直筋。

「大腿筋膜張筋」

青い線で囲んだ筋肉が大腿筋膜張筋。

「縫工筋」

緑の線で囲んだ筋肉が縫工筋。

「長内転筋」

オレンジの斜線で囲んだ筋肉が長内転筋。

です。


ただ、この5つの筋肉、全てが原因になっている事は少ないようです。

この5つの筋肉の中の、どの筋肉が悪さをしているのか。

それを見つける事が私の役目でもあり、

それが見つかれば、効率よく痛みを緩和し、姿勢も変化してくるはずです


皆様の姿勢は、どうですか?





寝ぼけている夢・・・目が半開き









股関節の不安を一緒に取り除きましょう




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
腸腰筋を伸ばしたい! (MSです。)
2013-08-30 13:42:31
こんにちは 
 
腸腰筋を自分で解す時、腸骨の内側にらっこちゃんをあて押します。


体の奥にあるため解れているのか?いないのか?わかりません。

そこで間接ストレッチの方が有効かな?と思ってストレッチポールを使って伸ばしてみたりしています。

★腸腰筋の場合ですが、自分で解す場合はどちらの方が解れる確立は高いですか?

★それと大腿筋膜張筋を解したい場合は大転子の位置からするとどこら辺ですか?

宜しく御願いします。

夢ちゃんの目は半開きでも大きいですね。よく見えるんでしょうね
返信する
MS様 (田山)
2013-08-31 15:57:00
こんにちは。

腸腰筋に、らっこちゃんが当たっているか、当たっていないかの判断は確かに難しいです。

嫌な痛みがあれば腸腰筋に当たっている可能性が高いです。

アバウトな言い回しで申し訳ありません。

らっこちゃんが的確に腸腰筋にあたっていれば、関節ストレッチよりも、効果があるはずです。

また、大腿筋膜張筋は大転子の斜め前側の上になります。

もう少し具体的に言うと上前腸骨棘と大転子を結んだ線上にらっこちゃんを置けば、大腿筋膜張筋にあたっているはずです。

試してみて下さい。
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