梅雨ではありますが、暑い日が続いています。
体調、崩されていませんか?
通勤などで電車に乗りますが「冷房ガンガン」
節電でエスカレーター止めるのも良いですが、冷房温度低めに設定するくらいなら、冷房温度を高めに設定して、エスカレーターを動かして欲しいものです
『変形性股関節症』は
・痛み
・関節の動きの制限(関節可動域制限)
・筋力低下が主な症状です。
今後の経過を見るために、レントゲンを見た場合、CE角もよい指標になると言われています。
正常値は25°以上です。
多くの場合「痛み」が第一に現れる症状です。
「痛み」は主に体重をかけた際に強く出現します。
「股関節の動きが制限」されてくると、周りの骨盤や腰、膝にその分の負担が掛かるようになり、腰痛や膝痛を併発したりします。
そのため「深圧」では股関節を施術しただけで「腰や膝の痛みが取れた」と訴えられる方もいらっしゃいます。
「筋力低下」は痛みがある為に、日常生活の中で股関節痛のある方の足を使う量が低下し、症状(筋委縮)として現れてきます。
筋肉は使わないと小さくなります。
例えば、筋肉を1~2か月使わないとその大きさは正常の1/2になります。
また、瞬間的に筋肉が最大に発揮できる力は、1週間筋肉を使わないだけで10~15%低下します。
筋肉が使えなくなると歩行の耐久性が落ちたり、股関節周囲の筋肉の痛みが更に生じやすくなります。
これらは『変形性股関節症』自体が直接の原因ではなく、2次的な症状と考えられます。
つまり「痛み」が取れれば、この2次的を改善させることが可能だと言うことです。
正常の股関節にかかる力は歩いているときに片方の足が宙に浮き、片足立ちになった瞬間に体重の3倍かかります。
正常では片足立ちの瞬間に重心位置は、宙に浮いている足側の腰骨あたりにあります。
つまり下図の黒い丸印が重心位置になります。
片足立ちになった瞬間に上半身が左右に倒れないように「中殿筋」「小殿筋」が働き、骨盤を平行に保ちます。
しかし、股関節に「痛み」があったり、筋肉がうまく使えないと、自然に上半身を右か左に傾けるようになります。
例えば、股関節痛がある足で片足立ちになった瞬間に、上半身が股関節痛がある足の方に傾く理由は「中殿筋」「小殿筋」の力が少なくて済むように、かばっているのです。
言い換えると、この歩き方は身体全体をうまく使ってバランスをとる歩き方です。
この場合は、下図の黒い丸印が重心位置になり、上の図とは重心位置が変わります。
身体ごと股関節痛のある足の、股関節の上に重心を持ってくる事で、重心位置を股関節に近づけ、少ない筋力で歩けるように工夫した結果なのです。
これが「デュシャンヌ歩行」です。
この絵は最近、定番の絵ですね・・・。
また、「中殿筋」「小殿筋」の筋肉がうまく使えないことによって片足立ちになった瞬間に、もう片方の足側の骨盤が地面の方に下がる現象が出ます。
これを「トレンデレンブルグ歩行」と言います。
『変形性股関節症』のレントゲン上での変化は、まず関節の軟骨の異常から始まります。
次いで骨盤と大腿骨頭の骨の変形が起こってきます。
関節の軟骨には、栄養を運ぶ血管が通っていません。
軟骨は血液ではなく「関節液」と呼ばれる、股関節にある袋(関節包)の内側から産生される液体に栄養をもらっています。
これは、関節軟骨に対する圧迫と除圧(筋肉の収縮と弛緩)により「関節液」が軟骨内に入ったり、出たりする事で栄養を受け取ります。
従って、関節軟骨が元気に機能を維持するためには適度な、繰り返される圧迫と除圧(筋肉の収縮と弛緩)が必要なのです。
この圧迫と除圧とは、具体的には歩くことです。体重をかければ圧迫、体重を反対側に移せば除圧になります。
歩くということは関節軟骨の為にも非常に良いことなんですね
ちなみに、ここでマメ知識
関節軟骨には血管もありませんが、神経もありません。
ですから、関節軟骨は痛みを感じませんので、「軟骨が痛む」と言う表現は間違っています。
クッキー散歩 第三弾
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
体調、崩されていませんか?
通勤などで電車に乗りますが「冷房ガンガン」
節電でエスカレーター止めるのも良いですが、冷房温度低めに設定するくらいなら、冷房温度を高めに設定して、エスカレーターを動かして欲しいものです
『変形性股関節症』は
・痛み
・関節の動きの制限(関節可動域制限)
・筋力低下が主な症状です。
今後の経過を見るために、レントゲンを見た場合、CE角もよい指標になると言われています。
正常値は25°以上です。
多くの場合「痛み」が第一に現れる症状です。
「痛み」は主に体重をかけた際に強く出現します。
「股関節の動きが制限」されてくると、周りの骨盤や腰、膝にその分の負担が掛かるようになり、腰痛や膝痛を併発したりします。
そのため「深圧」では股関節を施術しただけで「腰や膝の痛みが取れた」と訴えられる方もいらっしゃいます。
「筋力低下」は痛みがある為に、日常生活の中で股関節痛のある方の足を使う量が低下し、症状(筋委縮)として現れてきます。
筋肉は使わないと小さくなります。
例えば、筋肉を1~2か月使わないとその大きさは正常の1/2になります。
また、瞬間的に筋肉が最大に発揮できる力は、1週間筋肉を使わないだけで10~15%低下します。
筋肉が使えなくなると歩行の耐久性が落ちたり、股関節周囲の筋肉の痛みが更に生じやすくなります。
これらは『変形性股関節症』自体が直接の原因ではなく、2次的な症状と考えられます。
つまり「痛み」が取れれば、この2次的を改善させることが可能だと言うことです。
正常の股関節にかかる力は歩いているときに片方の足が宙に浮き、片足立ちになった瞬間に体重の3倍かかります。
正常では片足立ちの瞬間に重心位置は、宙に浮いている足側の腰骨あたりにあります。
つまり下図の黒い丸印が重心位置になります。
片足立ちになった瞬間に上半身が左右に倒れないように「中殿筋」「小殿筋」が働き、骨盤を平行に保ちます。
しかし、股関節に「痛み」があったり、筋肉がうまく使えないと、自然に上半身を右か左に傾けるようになります。
例えば、股関節痛がある足で片足立ちになった瞬間に、上半身が股関節痛がある足の方に傾く理由は「中殿筋」「小殿筋」の力が少なくて済むように、かばっているのです。
言い換えると、この歩き方は身体全体をうまく使ってバランスをとる歩き方です。
この場合は、下図の黒い丸印が重心位置になり、上の図とは重心位置が変わります。
身体ごと股関節痛のある足の、股関節の上に重心を持ってくる事で、重心位置を股関節に近づけ、少ない筋力で歩けるように工夫した結果なのです。
これが「デュシャンヌ歩行」です。
この絵は最近、定番の絵ですね・・・。
また、「中殿筋」「小殿筋」の筋肉がうまく使えないことによって片足立ちになった瞬間に、もう片方の足側の骨盤が地面の方に下がる現象が出ます。
これを「トレンデレンブルグ歩行」と言います。
『変形性股関節症』のレントゲン上での変化は、まず関節の軟骨の異常から始まります。
次いで骨盤と大腿骨頭の骨の変形が起こってきます。
関節の軟骨には、栄養を運ぶ血管が通っていません。
軟骨は血液ではなく「関節液」と呼ばれる、股関節にある袋(関節包)の内側から産生される液体に栄養をもらっています。
これは、関節軟骨に対する圧迫と除圧(筋肉の収縮と弛緩)により「関節液」が軟骨内に入ったり、出たりする事で栄養を受け取ります。
従って、関節軟骨が元気に機能を維持するためには適度な、繰り返される圧迫と除圧(筋肉の収縮と弛緩)が必要なのです。
この圧迫と除圧とは、具体的には歩くことです。体重をかければ圧迫、体重を反対側に移せば除圧になります。
歩くということは関節軟骨の為にも非常に良いことなんですね
ちなみに、ここでマメ知識
関節軟骨には血管もありませんが、神経もありません。
ですから、関節軟骨は痛みを感じませんので、「軟骨が痛む」と言う表現は間違っています。
クッキー散歩 第三弾
股関節の不安を一緒に取り除きましょう