笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

ここ最近、話題のノルディック ウォーク。

2012-03-22 12:03:26 | 日記
今月末の新大阪出張施術は、御陰様で予約がいっぱいとなりました。

関西の皆様、来週よろしくお願い致します。


現在は、4月20日(金)・21日(土)に伺う、仙台出張施術の予約受付を開始しております。

東北地方で施術希望の方がいらっしゃいましたら、リニューアルほやほやの「松本深圧院」ホームページから、お申込みいただけます。

お申し込み方法は、ホームページの「出張施術予定」をクリックして頂き、「問合わせ」から御希望の日にちと、時間を第1~第3希望まで書いて頂き、送信して下さい。

時間は9:30~・11:00~・13:00~・15:00~・16:30~・18:00~となっております。

ご予約をお待ちしております。






「ノルディックウォーク」

ここ最近、よく聞かれる言葉です。

特に足に痛みや故障を持っている方々に話題の運動です。

勿論、銀座店にお越しいただいている方からも、会話の中で度々登場します。

この「ノルディックウォーク」とは、何なのか?

触りの部分を説明します。




北欧で開発されはじまった運動です。

1930年代初め、もとはクロスカントリーの選手が、夏の間(オフシーズン)の体力維持・強化トレーニング、スキートレーニングとして取り入れた事がはじまりです。


サンタクロースの国、フィンランドでは総人口の20%が週に1回は「ノルディックウォーク」を楽しんでいるそうです。

総人口の20%ではイメージが沸きにくいと思いますが、約82万人だそうです。

凄い人気ですね。


日本では、ここ10年で広がりを見せています。

現在、盛んに行われているのは「北海道・青森・岩手・山形・新潟・長野」と北の方に集中しています。

2008年の情報では日本のノルディックウォーク人口は4万人でした。

フィンランドに比べたら、まだまだですね。


最大の利点は老若男女を問わず運動の効率が良い事です。


どんな運動か簡単に言ってしまえば、ポール(スティック)を2本持って歩きます。

身体全体の90%の筋肉を使う全身運動です。

両手にポールを持つため、歩行よりも積極的に両腕をはじめ、上半身の筋肉が使われます

全身運動を行う事により、普通に歩いた時よりも消費カロリーがアップしダイエット効果もあります。

普通に歩いた時に1時間あたり280カロリー消費するスピードで歩いた場合、これが「ノルディックウォーク」では最大400カロリーの消費が可能になります。

同様に、血流もアップします。

また、ポールを2本持つことで各関節(股関節も含めて)にかかる負担が少なくなります

ポールを持たずに歩いた時と比べて最大40%軽減されます。

つまり、股関節が痛い方でも適応します。

更に、疲れをあまり感じることなく、より長い時間歩くことが可能になります。



実際に「ノルディックウォーク」を行う際は、適正な長さのポール(身長×0.65~0.68が目安)を持つことが大切です。

これにより背すじが伸び、良い姿勢で歩けます

良い姿勢は呼吸も整えてくれます

また、歩幅が広がり、歩行速度がアップします。


「ノルディックウォーク」は、上記のように様々な効果が期待できる運動です。


最近は、山梨富士温泉病院の矢野先生も推奨しているようですね






股関節の不安を一緒に取り除きましょう