笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

レントゲン・CTの放射線は、どれくらい浴びても平気!?

2012-03-15 13:51:51 | 日記
ホームページのリニューアルが終了し、新しくなりました。

まず「松本深圧院」全体のホームページが出来ました。

深圧グループ総合トップページ 
http://www.shin-atsu.com/

また、お問い合わせアドレスも以下のように変わっております。
info@shin-atsu.com


そして「ル サロン ギンザ」ホームページも一新しました。

ルサロン銀座 新トップページ 
http://www.ms-ginza.com/

質問受付メールアドレスも以下のように変更されています。 
info@ms-ginza.com


ブックマークなどに登録している方は変更を御願いします。

また、メールアドレスも以前のものは近々、使えなくなりますので、お早めに書き換えを御願いします。

今後とも「松本深圧院」グループを宜しくお願いします。






それでは前回の内容を踏まえて、今回は医療の放射線について詳しくなりましょう。

まず大切なのは前回も話しました、以下の関係です。

1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)

頭に入れておいて下さいね。



放射線を受けるにあたり、法律上規制された量があります。

・1年で50ミリシーベルト。

・5年で100ミリシーベルト。

・妊娠している女性は、10か月で2ミリシーベルト。


までと決まっています。



放射線を受ける量と、その時に出現する症状の関係は、

250ミリシーベルト以下は、ほとんど症状なし

500ミリシーベルトを浴びると、白血球が一時的に減少します。

1000ミリシーベルトを浴びると、吐気・嘔吐・全身の倦怠感・リンパ球の減少白血病のリスクが5倍に増える。また、腫瘍のリスクが1.3倍に増える。

3000ミリシーベルトを浴びると、5%の人が死亡

4000ミリシーベルトを浴びると、妊娠が出来なくなります。また30日間の間に2人に1人が死亡

6000ミリシーベルトを浴びると、14日間の間に90%の人が死亡

7000ミリシーベルト以上浴びると、100%死亡

と言われています。



それでは、ここからが本題。

いったいレントゲンなどを受けると、どのくらいの放射線を浴びている事になるのでしょうか?


まずは皆さんが一番受けているであろう、手足のレントゲン写真はと言うと・・・0.01ミリシーベルト。

次に肺や肋骨などを診る時に撮る胸のレントゲンでは・・・0.04ミリシーベルト。

頭を打った時などに撮る頭のレントゲンは・・・0.14ミリシーベルト。

腹痛などの時に撮る、お腹のレントゲンは・・・2.00ミリシーベルト。

腰痛や足のシビレなどの症状の時に撮る腰のレントゲンは・・・2.60ミリシーベルト。

バリウムなどの造影剤を飲んで、内臓を検査する透視検査は・・・10.00ミリシーベルト。

大腸の造影検査では・・・14.00ミリシーベルト。

頭痛や、手足のシビレなどの時に撮る頭のCTは・・・4.00ミリシーベルト。

心臓や肺などの症状の時に撮る胸のCTは・・・16.00ミリシーベルト。

お腹が痛い時などに撮るお腹や、骨盤の部分を撮るCTは・・・20.00ミリシーベルト。

と言うような感じになっています。


ちなみにMRIでは放射線は使っていませんので、放射線を浴びている事にはなりません(詳しく書くと色々ありますが、長くなりますので割愛させて頂きます)。


どうでしょうか?

どのように感じましたか?


レントゲン写真レベルでは、全く問題ない事を感じ取れたのではないでしょうか?

CTを使用すると撮影時間が長い事もあり、浴びている量は増えますが、それでも500ミリシーベルトの白血球が一時減少する症状が出るにはCTを25回受ける事になります。

CTは、そんなに受ける機会はありませんよね。


このくらいの身体への影響であれば、放射線の事を気にするよりは、現在の身体の状況を把握するためにレントゲンやCTを撮っておくことの方が大事だと思います



いかがだったでしょうか?

参考になりましたか?





股関節の不安を一緒に取り除きましょう