先日、色々な先生の施術を受けてみよう。
と言う事で、吉祥寺に行き、大原先生の施術を受けさせてもらいました。
施術を受けながら、大原先生と話をしていると身体も癒されつつ、心も浄化していくような不思議な気持ちになりました。
大原先生の人柄を感じました。
また、自分の身体の問題点などを色々と指摘していただき、新たな発見もありました。
実際の施術の指導も受け、実りある現場研修となりました。
翌日には、明らかに体が変化していることを感じました。
今後も、高崎・名古屋と突撃現場研修に繰り出して行く予定です。
加藤先生・早川先生よろしくお願いします。
手術前の方、手術後の方にとわず治療をする一番の目的は股関節痛の軽減・消失だと思っています。
もちろん、施術を受けに来て下さる方の中には訴えが股関節痛でない場合もありますので一概には言えませんが。
しかし股関節痛が一番の問題点になることが多いです。
股関節痛の軽減・消失に加えて関節の動きを広げることで、股関節の安定性を増大し歩行や日常生活動作を改善・向上させていきたいと思っています。
股関節痛に悩んでいる方が非常に多いわけですが、「股関節が痛い」とは、具体的に何が痛いのでしょうか?
筋肉はもちろん痛みを発しますのでそれ以外を考えると、
「骨」ですか?
「神経」ですか?
「皮膚」ですか?
関節で痛みを感じるのは、靭帯・関節包(関節を覆う袋)・滑膜(関節包の内側の膜)などの軟部組織にある神経が原因です。
この中でも特に関節包に神経が豊富に分布しています。
ここが股関節痛の主な原因のことが多いです。
たまに膝が痛いのに原因が股関節にあったりします。
これは、関連痛と呼ばれるものです。
背骨から出た膝に向かう神経は、必ず途中で股関節周囲を通ります。
この時に股関節にも神経を伸ばしているのです。
それが原因で関連痛が起きます。
関節は関節包で覆われています。
関節包の中には内圧が存在します。
これは、陽圧(関節内の圧が高まる)・陰圧(圧が低くなる)という関係が重要になります。
関節をいろいろな方向に動かすことによって、関節の内圧が変化します。
痛みが出現する際、この関節内圧が重要な因子になる事がわかっています。
内圧が高まると痛みを引き出しやすいのです。
一番内圧が低下するのは股関節を70°曲げ(屈曲)、5°開いて(外転)、10°外側に捻った(外旋)姿勢です。
この姿勢が関節内圧だけでみると一番低く楽な姿勢だといえます。
日常生活動作だと、布団に仰向けで寝ている姿勢→上半身を起こして座る→正座する→そのまま座礼する
、といった行程で段々と股関節の内圧が高まっていきます。
他に、足を骨盤から大腿骨頭を引き離すように足裏の方向へ引っ張ると顕著な内圧低下がみられます。
ですから、ご自宅で股関節が痛い時に、ご家族の方などに寝た姿勢から足を持って持続的に引っ張ってもらうと股関節痛が楽になる事があります*無理に急に強く引っ張らないでくださいね。「じわ~」っと、ゆっくり持続して。
以前のブログの松本先生の娘さんの上手な絵を使わせていただくと・・・
こんな感じです。
最後に面白い実験結果を書いておきます。
この結果は杖を使わなくても歩ける方を対象にしたものなのですが、
右手に30㎏の荷物を持った状態で片足立ちをすると、股関節へかかる重さは体重の5.8倍になります。
次に、両手に30㎏ずつ荷物を持って片足立ちをすると、股関節へかかる重さは体重の4.9倍になります。
・・・・・。
合計では後者の方が30㎏重いはずなのに、股関節へかかる負担は軽くなっています。
これは股関節に痛みを出さないため、あるいは今ある痛みを増強させないために、日常生活の中で工夫していけそうな結果ではないですか?
是非、股関節を良い状態で長く使えるよう、重い荷物は左右になるべく均等に分けて持ちましょう
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
と言う事で、吉祥寺に行き、大原先生の施術を受けさせてもらいました。
施術を受けながら、大原先生と話をしていると身体も癒されつつ、心も浄化していくような不思議な気持ちになりました。
大原先生の人柄を感じました。
また、自分の身体の問題点などを色々と指摘していただき、新たな発見もありました。
実際の施術の指導も受け、実りある現場研修となりました。
翌日には、明らかに体が変化していることを感じました。
今後も、高崎・名古屋と突撃現場研修に繰り出して行く予定です。
加藤先生・早川先生よろしくお願いします。
手術前の方、手術後の方にとわず治療をする一番の目的は股関節痛の軽減・消失だと思っています。
もちろん、施術を受けに来て下さる方の中には訴えが股関節痛でない場合もありますので一概には言えませんが。
しかし股関節痛が一番の問題点になることが多いです。
股関節痛の軽減・消失に加えて関節の動きを広げることで、股関節の安定性を増大し歩行や日常生活動作を改善・向上させていきたいと思っています。
股関節痛に悩んでいる方が非常に多いわけですが、「股関節が痛い」とは、具体的に何が痛いのでしょうか?
筋肉はもちろん痛みを発しますのでそれ以外を考えると、
「骨」ですか?
「神経」ですか?
「皮膚」ですか?
関節で痛みを感じるのは、靭帯・関節包(関節を覆う袋)・滑膜(関節包の内側の膜)などの軟部組織にある神経が原因です。
この中でも特に関節包に神経が豊富に分布しています。
ここが股関節痛の主な原因のことが多いです。
たまに膝が痛いのに原因が股関節にあったりします。
これは、関連痛と呼ばれるものです。
背骨から出た膝に向かう神経は、必ず途中で股関節周囲を通ります。
この時に股関節にも神経を伸ばしているのです。
それが原因で関連痛が起きます。
関節は関節包で覆われています。
関節包の中には内圧が存在します。
これは、陽圧(関節内の圧が高まる)・陰圧(圧が低くなる)という関係が重要になります。
関節をいろいろな方向に動かすことによって、関節の内圧が変化します。
痛みが出現する際、この関節内圧が重要な因子になる事がわかっています。
内圧が高まると痛みを引き出しやすいのです。
一番内圧が低下するのは股関節を70°曲げ(屈曲)、5°開いて(外転)、10°外側に捻った(外旋)姿勢です。
この姿勢が関節内圧だけでみると一番低く楽な姿勢だといえます。
日常生活動作だと、布団に仰向けで寝ている姿勢→上半身を起こして座る→正座する→そのまま座礼する
、といった行程で段々と股関節の内圧が高まっていきます。
他に、足を骨盤から大腿骨頭を引き離すように足裏の方向へ引っ張ると顕著な内圧低下がみられます。
ですから、ご自宅で股関節が痛い時に、ご家族の方などに寝た姿勢から足を持って持続的に引っ張ってもらうと股関節痛が楽になる事があります*無理に急に強く引っ張らないでくださいね。「じわ~」っと、ゆっくり持続して。
以前のブログの松本先生の娘さんの上手な絵を使わせていただくと・・・
こんな感じです。
最後に面白い実験結果を書いておきます。
この結果は杖を使わなくても歩ける方を対象にしたものなのですが、
右手に30㎏の荷物を持った状態で片足立ちをすると、股関節へかかる重さは体重の5.8倍になります。
次に、両手に30㎏ずつ荷物を持って片足立ちをすると、股関節へかかる重さは体重の4.9倍になります。
・・・・・。
合計では後者の方が30㎏重いはずなのに、股関節へかかる負担は軽くなっています。
これは股関節に痛みを出さないため、あるいは今ある痛みを増強させないために、日常生活の中で工夫していけそうな結果ではないですか?
是非、股関節を良い状態で長く使えるよう、重い荷物は左右になるべく均等に分けて持ちましょう
股関節の不安を一緒に取り除きましょう