イカスモン

日々の中で見つけたイカしたモノやコトの記録です。

イカすクルマ2

2006-02-11 09:51:29 | 乗り物
このエンブレムはイタリアの高級車マセラティーのものである。
価格的にもベンツ、BMWに優るとも劣らない高級車である。
東京でもたまにしか見かけることのない好きものじゃないと買わないクルマだ。
これを見てメーカーを認識できる人も少ない。一般的にも自慢できる車ではない。
もちろんフェラーリの方が解りやすいし自慢もできるだろう。維持費だって似たようなものじゃないのかな、、、。性能さや乗り味の差がわかる人もどれだけいるのか、一番大事なその部分を重視する人も少ないかもしれない。
そんなこのクルマを買う人たちって、、どんな人なのだろうと思ってしまう。自分だって同じ金出すならポルシェが欲しいと思っちゃう。品質も保証され見た目にもみんなに自慢できるクルマのほうがいいに決まっている。リーセルバリューも高い方がいい。

それなのにこれを買う人は「人と違うものに乗って目立ちたい」「マセラティーが好きなんだもん」「子供のころボーラが好きでさ」などの理由だけで買っているんだと思う。売る時の値段はポルシェより安くなっちゃうなんて絶対考えないのだろう。このバカっぽいところがイカしている。自分なりの価値観を持ち一般常識や通俗的価値観を気にしないという「イカスモンの定義」にぴったりくる。

似たような位置づけの車にアストンマーチンもあるが007が乗っているだけあって人にも説明しやすい。イカしているのには間違いないけど、、
マセラティーも今は派手なスポーティーなスタイルになっているがジュージアーロのデザインしたビトルボシリーズなどはもっと地味でわかる人しかわからない渋いイカした車だった。バブルのころだったためかもしれないがそのころの方がよく見かけたど、、、

GR DIGITALもわかる人しかわからん黒い地味なイカしたカメラである。
GX8でエンブレム撮り