2007全日本・アジアパシフィックマッチ-番外編

テンコ盛りの葉山応援団!

2004年を最後に開催されていないISAFグレード1イベントのニッポンカップ。でも葉山の国際マッチレースの灯を絶やしてはならなーい!という熱い?想いの元、今年も全日本・アジアパシフィックマッチをホストクラブとしてバックアップさせてもらいました。かつてはそのニッポンカップが終わると、わたしたちクラブのスタッフはフニャフニャになって暫く社会復帰できないのが常でした。アメリカズカップの常連たちがウジャウジャ集まる最高峰の国際レースを目の当たりにし、スーパーセーラーズと一週間をともにしたあとは、殆どビョーキのようにレースホリックになったりするくせに、我に返り自分のしょぼいレース活動を思うと切なくなったりしたものです。まー、そういう華々しさはないけれど、今年も全日本マッチはクラブのみんながそれなりに入れ込み頑張ってサポートしたイベントでした。

★ホビ号、出動。
ホビ号は、選手の待機船とゲストやスポンサーの観覧艇として出動しました。実はビール先生は1日も来れなかったのですが、わたしは一人で頑張って3日間フネ出して船長し、トイレ詰まりと格闘したりゲスト乗せて観覧したりでオツトメを全うしました。サポートしてくれたGuppyアリガトウ。ただ出しただけじゃーん!と言われそうですが、1人じゃなにもできなかった1年前のわたしでは考えられないことなので、またちょっとだけ自立できて◎。

そうそう、最終日全て終了しフネを洗っていると、ハルの両舷にラバーが横付けした際にできた黒い汚れがたくさんついていました。ま、仕方ない後日ゆっくり磨けばいいやと思っていた所、優勝した夏樹チームをはじめ7~8人の選手がポリッシャーとウエスを手に集まってきて、これは絶対このままではお返しできないと、梯子をかけて人海戦術であっという間にピカピカに汚れを落としてくれました。これはちょっとうれしかったですよ。最近ではレース運営にフネを貸しても掃除も適当ゴミは置きっぱなし・・・なんてこともある中で、運営と選手の距離が近く、何が真の楽しみであるかを選手やスタッフ全員が心得ている自主運営マッチレースならではの心配りじゃないのかなぁと申し添えておきます。以上、マジトークでした。

★スパーク!マッスルバー!
いやいや、今回も異様に盛り上がりました~。土曜日のパーティーで宴もたけなわになってきた頃にマッスルバー恒例、アームレスリング対決が始まりました。


ロシア vs プリマハム!photo by ぼし


ロシア怪獣のグーが委員長のみぞおちに入った瞬間。
え?腕相撲じゃなかったの?(汗)photo by Guppy

★風のJIN、本宮氏。
土曜日のマッチでは、「サラリーマン金太郎」や「俺の空」(←リンクはゲームソフトです)でお馴染みの漫画家・本宮ひろ志先生を乗せて原健さんに解説してもらいながらホビ号でご案内しました。少年漫画には疎いけど、「風のJIN」のうわさは聞いてますよ。ヤングジャンプで連載が始まった高校生セーラーが将来アメリカズカップに挑戦するという壮大な?漫画!今回はマッチレースの取材のためにいらしたみたいです。「あまり知りすぎると図々しく書けなくなるから、ほどほどでいいんです」と。


サイン入りの原画を賞品に提供してくれました!

★海外3チーム+Tinoチーム
今回は外国人スキッパーが4名参加しました。TinoとNikiforovさんは昨年に引き続き2度目の参加です。昨年ドイツから参加したTinoは今は日本在住。もぅ、六本木徘徊と葉山セーリングの合わせ業で既にカリスマ的な地位?を築いてますが、今回はクルーを日本人で固めての参加。

ロシアからは、ウラジオストックからやってきた若手がもう1チーム、そしてインドからはMaheshが参加。インドチームは日本の寒さにかなりビビってガタガタ震えてましたが、ロシアチームにとっては「ラブリー・サニー・デイズ」だったみたいです。


サブイデスネー。ニホンハホント、サブイデスネー。


泳ぐロシア人!いくら暖かいと言っても11月なんですけど・・・。


HMYC夢チームもサイコーでした。みんなカッコよかったゾ!


狂気乱舞の優勝ナツキチーム & others。右手の分厚い賞金はナント五拾萬円也。

はー、何はともあれ楽しかったですね。手作りパーティー部隊も大変オツカレサマでした。
わたしは木曜から3泊3日のジプシー生活で、学園祭みたいな連休でした。M越邸に泊めてもらった初日、お風呂で「リンスインシャンプー」を使い、あーさっぱり!と思ってたらボトルの下の方に「ペット用」と書いてあるのに気づいた時は、筋弛緩剤打たれたみたいに脱力しもう少しで湯船で溺れるところでした。もちろん翌日はメルと同じ香りの私でした。(^_^;)
 
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