第24回 山口杯

江ノ島をバックにひた走るアド号と、ん?こっちもアド号だ
2レース目は風振れきりクローズ一杯じゃなくなっちゃいました

日曜日は年に一度のオツトメ・本部船当番でした。
さわやかな秋晴れです~。天気予報では絶好の行楽日和!と言っていたけど、セーリングにはちょっと物足りない風。北東の軽風の中をドックアウト。…ってことは、スタートは沖目になるのでドン深です~!アンカー揚げ係のダンシにとってはこれは由々しき問題です。ハハハ。

第1レースは、きれいに一発でオールフェアのスタート。風が頼りなく、戻される潮もあったようで皆さんちょっと低め。でも、カミマーク付近では逗子湾ブローがまだしっかり残っている様子です。


X-35OD エスプリ号。メイン鳥はオリンピックセーラー浜崎氏

レースは高速大型艇と小型艇がパックリ2つのフリートに分かれてしまいました。あー、いつもはあのうしろのフリートの中にいるんだー・・・。 このレースは西宮遠征帰りのX-35ODの2艇がワンツーフィニッシュでした。勝ったのはエスプリ。修正でも1位をゲットです。そして最終艇もなんと!タイムリミット33秒前に無事フィニッシュ。

風は、東っぽくなってしまいマーク打ち替えです。東なんて怪しい…。
ダンシたちは血管ブチ切れそうになりながら怒涛のアンカー揚げです。次々交代しながらなんとか完了!おつかれサマ。


アンカー7kg+チェーン・水深20m・ラインはたぶん50m近く流してたかな
20代が居ないって、・・・問題です。

第2レース、スタート前に風が振れまくりでもう一度打ち替えか?とも思ったけど、振れ幅50度くらいで振り子状にオッシレーティングする風で打ち替えようがありません。風もそこそこあるし、なるべく待たずにじゃんじゃんレースするのがM越御大率いるHMYCレースの信条であるからして、見切り発車でスタートさせることにしました。


第2レースのスタートはご覧のとおりドシモ!

見切り発車の第2レースは、スタート直前にまた左から入って、かな~りのシモ有利のバイアスになってしまいました。でもですね、振れたり戻したりをしながらも風軸はだんだん右に振ってきていました。そして振り向くと、沖には南がすぐそこまでやってきてます。
混雑するシモ艇団を尻目に、エスプリがカミイチから出て即タックし右へ。流石です。でも右の風に辿り着く手前でラルに捕まってしまったようで、結局暫くは我慢して風を拾い、途中から右へ展開した艇団が右振れをガッツリ受けていい走り。その後、南がしっかり入り、片のぼり競馬レースに・・・。


風は右に振れきり、カミマークはジャイブラウンディング

マークボートがいないのでマークチェンジができないのが悲しい常ですが、もし足舟がいたとしても、大型艇から小型艇まで30艇前後のフネが時にはラップしながら五月雨方式で途切れることなくやってくるクラブレースでは、マークチェンジなんて結局できないのかも。ま、これはこれとして楽しめばよいと個人的には思います。無風でも振れまくりでもとにかくやる!というのは昔から一貫してるし、そういうのはディスタンス・レースの要素でもあるし。

このレースは右舷お子様がそのままトップフィニッシュし、修正1位をゲット。そして総合でも優勝でした。おめでとこざいます~。

今日は、本部船日和でした。スタートさせてからは展開がゆっくり目だったこともあり、まほろってんとわたしはデッキで「秋のお菓子祭り」を開催!ワハハ。
たまにはいいです運営も。色々勉強にもなるし。

第24回山口杯レース結果はこちら
 
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